そもそも「お嬢様言葉」とは?
ですが、お嬢様言葉はれっきとした正しい日本語の1つです。流行語とは違って古くなりませんので、一度覚えれば一生使えるコミュニケーションツールになります。また、表現が丁寧ですから、ふざけて使っても好印象になりやすいのも特徴です。
そこで今回は、お嬢様言葉のメリットや注意点、具体的な話し方などをご紹介します。ぜひあなたもこの記事を読んで、便利で面白いお嬢様言葉を使えるようになってみてください。
「お嬢様言葉」とは
さて、あなたはそもそもお嬢様言葉とは何なのかをご存知でしょうか?
諸説あるのですが、お嬢様言葉の起源は「山の手言葉」と呼ばれる方言だと言われています。この「山の手言葉」は主に江戸時代の芸者が使う言葉で、その女性たちは政府関係者と結婚する機会が多くあったそうです。
結果、「山の手言葉は上流階級の言葉」と認識されていき、後に文学や映画を通して全国に広まったと言われます。つまり、元々がマイナーな方言で、しかもフィクションがきっかけで有名になった話し方なのです。
ですから、現実でお嬢様言葉を使う人は昔から少数派でした。さらに年月が経った現代では、すっかり「ドラマやアニメの中だけの口調」になったわけですね。
お嬢様言葉を話すメリット
お嬢様言葉を、あえて現代で話すメリットは何でしょうか?1番のメリットは、冗談として使いやすいことです。
たとえば、距離感のある相手に冗談を言いたいときを想像してみてください。流行り言葉や下品な単語は使え言えませんし、かといって敬語で話しているのは堅苦しく感じますよね。
そうした場合に「ごめんあそばせ」「よろしくってよ」などとお嬢様言葉でふざけてみると、上品なボケを入れられます。コミュニケーションが円滑になりますので、ぜひ使ってみてください。
お嬢様言葉は子供でも年配の人でも知っていますし、流行にも左右されません。長期的に使えるギャグの1つとして覚えておくといいでしょう。
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