ピーナッツ親子って何?悪い事なの?
ただ、親子で仲よしなのはいいことですが、度が過ぎるほど濃密な関係の母娘も少なくありません。母親大好きな息子・いわゆるマザコンという言葉が有名ですが、母親と娘の濃密な関係は「ピーナッツ親子」と呼ばれています。
マザコンほど表に出てきてはいませんが、このピーナッツ親子な母娘の関係が問題視されているのです。ただ仲がいいだけではない縛られた親子関係は、生きていく上で様々な弊害をもたらします。ピーナッツ親子とはどのような状態なのか、具体的に解説していきます。
ピーナッツ親子の意味
ピーナッツ親子という言葉を初めて聞いた人も多いのではないでしょうか。なぜ濃密過ぎる母娘の関係をピーナッツ親子と呼ぶのか、まずはご説明します。
ピーナッツは、硬い殻の中に豆が並んで入っているのが特徴ですよね。この並んだ2つの豆を母と娘に例えると、二人は硬い殻で覆われた世界に入っているのです。つまり、他者を寄せ付けないほどの二人だけの世界にいる母娘をピーナッツ親子と表現しているわけです。
共依存状態になっている
母娘をピーナッツ親子と表現する時、否定的な意味合いが含まれることが多いです。それは、ピーナッツ親子は共依存状態となっているからです。
共依存とは、文字通りお互いに依存している関係を表します。例えばDV加害者やアルコール依存症の人は共依存状態に陥っている(殴らせてくれる相手がいる、酒をくれる相手がいる)ことが原因で抜け出せないといわれますが、ピーナッツ親子もそれに近い状態です。
母は娘に過保護・過干渉になることで依存し、娘は母に支配されることで依存する、歪んだ関係から抜け出せないことがピーナッツ親子の大きな問題点なのですね。
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