9月8日って何の日?
一年のうちの多くのが「〇〇の日」と認定されていますが、中でも9月8日はユニークな記念日がたくさんあります。どのような日に認定されているのか、さっそく見ていきましょう。
9月8日は「ハヤシの日」
ハヤシとはハヤシライスのことです。諸説ありますが、ハヤシライスは現在の株式会社丸善ジュンク堂書店の創業者・早矢仕有的(はやし ゆうてき)氏が考案したといわれています。
早矢仕有的は西洋医学を学んでいたことから、当時日本を訪れていた外国人と親交があり、西洋料理の知識もあったようです。西洋料理を参考にあり合わせの肉や野菜を煮込み、白飯を添えて振る舞っていたものが「早矢仕さんのライス」と評判になり、後の「ハヤシライス」になったとか。
そのハヤシライスをより多くの人に知ってほしいという目的で、株式会社丸善ジュンク堂書店が2016年に制定したのがハヤシの日です。早矢仕有的氏の誕生日が9月8日だったことから、9月8日に制定されました。
9月8日は「休養の日」
休養の日は仕事や家事などで忙しい毎日からの回復を目的とした、「積極的な休養」への取り組みを行う一般社団法人日本リカバリー協会が制定した記念日です。
「積極的な休養」とは、疲れたから寝るという受動的な休養ではなく、よりアクティブに活動できるように体力や精神面の回復を図ること。そんな「積極的休養」の考え方を広く普及し、休養の大切さ再認識してもらうことを目的に制定されました。
日付は9と8で「休(9:きゅう)と養(8:よう)」と読む語呂合わせから9月8日になったようです。
9月8日は「マスカラの日」
マスカラ商品の販売促進と、マスカラを使って女性達にもっと美しくなってもらいたいと、化粧品、化粧雑貨などの企画・製造・販売を手がける企業が制定しました。まつげにマスカラを塗る事で目が印象的になって大きく見えることにちなんで、9と8で目元「クッキリ(9)、ぱっちり(8)」というユニークな語呂合わせになっています。
諸説ありますが、マスカラが生まれたのは1913年。後にメイベリンの創業者となるアメリカ人薬剤師のトーマス・L・ウィリアムズが妹のメイベルのために開発したといわれています。
当時のマスカラは今のようなスティック状ではなく、アイシャドウのようにパレット型になっており、ブラシにとってまつ毛につけるスタイル。現在主流のスティック状になったのは1950〜60年頃のことです。
9月8日には、普段何気なく使っているマスカラの起源に思いを馳せてみても良いかもしれませんね。
9月8日は「スペインワインの日」
スペインワインとは文字通りスペインで生産されたワインのこと。赤ワインはタンニンが強く果実の味がしっかりしており、白ワインは口当たりの良い味わいが特徴です。
スペインワインの原料となるブドウは150種以上もあるとされ、そこから生まれるワインはそれぞれに特長があり、個性的な味わいを楽しめます。
スペインワインの魅力の伝達と認知度の向上を目的に「スペインワイン協会」が制定しました。毎9月8日前後の日曜日には「スペインワイン祭り」という催しが開かれ、スペインワインのPRが行われています。
ちなみに、スペインのワイン生産量はイタリアとフランスに次いで世界3位です。
9日8日は「国際識字デー」
1965年の9月8日、イランのテヘランで世界文相会議が開かれました。その際に当時のイラン国王が軍事費の一部を識字教育に充てると提案したことを記念して、ユネスコが制定したのが国際識字デーです。
現在、世界には戦争や貧困等によって満足な教育を受けられず、読み書きのできない「非識字者」が全世界でおよそ8億8000万人おり、その3分の2は女性だといわれています。
識字率が100%の私たち日本人にはあまり馴染みのない話題かもしれませんが、これを機に国際問題に目を向けてみるもの良いでしょう。
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