大学入学直後は、新しい生活に舞い上がり、ついつい浮足立ってしまう人が多いもの。ある程度は仕方のないこととはいえ、ここで大きな失敗をして噂が広がってしまった場合、4年間を棒に振ることにもなりかねないので、十分注意する必要があるでしょう。そこで今回は、10代から20代の独身女性に聞いたアンケートを参考に「舞い上がらないで!大学デビュー女子にありがちな春の失敗」をご紹介します。
「友達をたくさん作りたかっただけなのに…」(20代女性)というように、男友達を作ろうという努力が、節操のない態度に映ってしまったパターンです。「誤解だ」と言ったところで、ついてしまったイメージは払拭できないので、最初が肝心だと心得ましょう。
「彼氏がほしくて、飛びついてしまいました」(20代女性)というように、恋への憧れからあまり好きでもない男性と付き合ってしまい、すぐに別れて気まずくなるケースです。まわりの友達に彼氏ができると焦るかもしれませんが、良い恋をするためにもきちんと相手を見極めましょう。
「男子が好きそうな格好をしてたら、自分が好きなものがわからなくなった」(20代女性)というように、男性に好かれることばかり気にしていると、我を見失うこともあるようです。最初はいろいろ試すとしても、そこから自分らしいスタイルを確立していきたいものです。
「男はいくらでもいるような気になっていました」(20代女性)というように、交友範囲が広がっていくと、それまでの人間関係が色あせて見えることもあるようです。浮かれて大切な相手をないがしろにしないよう、自分の軸をしっかりと確かめましょう。
「まわりに気を配っていたら、世話焼きキャラになって大誤算…」(20代女性)というように、努力の方向を間違えてしまったケースです。場を仕切ったり、まわりにあれこれ口出ししたりすると「おかん」っぽくなるので、控えめな言動を心がけましょう。
「頑張ってイケてる人たちとつるんでしまってしんどかった!」(20代女性)というように、背伸びをして趣味の合わない人たちと付き合っても、自分が苦労するだけかもしれません。趣味のサークルに入ったりすると、リラックスして楽しめる友達が見つかりやすいのではないでしょうか。
「面白い女になりたかっただけなのに、完全にしくじった」(20代女性)というように、受けを狙って下ネタを連発し、色モノ扱いされてしまった人もいます。サービス精神の表れなのかもしれませんが、他人にどう見られるのかを意識して話題を選んだほうがいいでしょう。
「こっちは友達のつもりだったんだけど…」(20代女性)というように、付き合っているかどうかは当人同士にしかわからないので、「見え方」を意識しないと大変なことになる場合もあるようです。いくら友達でも、異性の部屋に出入りするのはやめたほうがいいでしょう。
「SNSに黒歴史が残っていると大学でイメチェンしても無駄」(20代女性)というように、せっかく大学デビューをしても、SNSに足を引っ張られることもあります。イケていない過去がある人は、入学前にいろいろなアカウントを新しくしてはいかがでしょうか。
大学デビュー女子にはさまざまな落とし穴があるようです。「一度失敗したらおしまい」という厳しい世界でもあるので、最初が大事と肝に銘じて楽しい大学生活を送りましょう。(小倉志郎)
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