夢想家に多い性格・特徴《後編》
夢想家は素敵な長所を持っている反面、なぜこのような短所を持ち合わせているのでしょうか。ここからは、夢想家の性格についてさらに詳しく紐解いていきましょう。
劣等感を抱いている
空想的な夢を抱きがちな夢想家は、実は自分が常識から外れた夢を抱いていることに気づいていることがほとんどだといいます。そして、夢想している間はとても幸せな気持ちになるため、現実的に物事を考えなくても良いと思っています。
では、なぜ夢想家が劣等感を抱いてしまうのかというと、周囲に現実主義者がいるからでしょう。
前の項目でも触れましたが、夢想家は夢を抱いてもなかなか行動に移すことができません。ですが、ただ夢想しているだけではお金を稼ぐことができませんよね。そのため、現実主義者である家族や友人たちが、夢想家に夢を抱くことをやめさせようとします。
現実主義者から抱いていた夢を諦めるように説得されればされるほど、夢想家は自分自身をダメな人間だと思い込みます。そして自信をなくし、劣等感を抱いてしまうのです。
繊細で傷つきやすい
夢想家は常識から外れた夢や希望を抱きがちなので、前述したように現実主義者から夢を諦めるように説得されることもしばしばあります。
それでも自分の夢を諦めずに語る夢想家もいますが、自分に自信がない夢想家はとても繊細です。周囲の声に敏感に反応し、受け入れてもらえない自分に対してさらに劣等感を抱いてしまいます。
夢想家が抱く夢は常識から外れていることもあり、相手に理解してもらうのは簡単なことではありません。
そのため、「周囲に理解してもらえない→夢を諦めなければならない→自分に劣等感を抱く」といった悪循環が続くと、精神的なストレスから逃れようとして現実逃避を始めることも多々あります。
このように、とても繊細で傷つきやすい性格であることも、夢想家が夢に向かって行動できない一因のようです。
信念を曲げない・頑固
現実主義者から認められにくい夢を抱いている夢想家には、夢を肯定してくれる人が少ない傾向があります。自分を肯定してくれる人が現れるのは、自分の夢を形にして世に送り出すことができた時でしょう。
自分の夢を応援してくれる人が周囲にいない環境はとても孤独です。その孤独に打ち勝つためには、周囲からの声に耳を傾けず、自分で自分を認めてあげなければなりません。
その様子は、見方を変えれば「信念を貫いている」「主義主張に軸がある」と表現することができるでしょう。ですが、行動が伴っていなければ「意固地」といった印象を持たれてしまうことの方が多いです。
自分に酔っている
夢想家が抱く夢のほとんどは、具体的ではありません。「こんな世界だったら良いな」「いずれ自分はビッグになるんだろうな」などと漠然と思っていることが多いため、どうしたら思い描いている夢を叶えることができるのかをイメージしにくいのです。
そもそも、夢想家は夢を実現することを重要視していません。そのため、夢を叶えていない状態にもかかわらず、「こんな世界を考えられる自分すごい!」「将来ビッグになる自分すごい!」と自分を過大評価してしまうこともしばしば。
厳しい見方をすれば、夢を追いかけている自分に酔っているだけだと言えるでしょう。
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