責任感が強い人の短所
頑固だと思われる
強い意志で目標や約束を果たそうと必死で努力する責任感が強い人は、時に「頑固」だと思われてしまいます。目標を見失わずに努力するのは素晴らしいことですが、日々の生活では柔軟性を求められることもあるのです。
確かに、あまりに柔軟すぎる考え方をしていると、目的を見失いがちですので、頑固すぎるくらいが良いのかもしれません。しかし、状況を的確に判断し、考え方を変えなくてはならない時があることもおぼえておいてください。
他者の意見も取り入れながら、また、周りの状況を確認しながら、自分の目標や約束を果たせるようにしていきましょう。
自分を追い込みすぎてしまう
いい加減な対応をせず、簡単に逃げ出さないのが責任感が強い人の長所でもあるのですが、人間は誰しも完璧ではありませんし、人生は常に平穏ではありません。それなのに、どんな時も強い意志で自分を追い込んでしまっていては、メンタルが不調をきたすでしょう。
自分を追い込んで、必死に努力するのは素晴らしいことですが、「自分は機械ではなく生身の人間なのだ」ということを忘れないようにしてください。
時には人を頼ることも大事なのです。自分のメンタルが壊れてしまうほど追い込む必要などありません。「つらい時は立ち止まっても良い」ということを理解しておきたいですね。
責任感が強いがゆえに悩みを抱え込みがち
周囲から頼られるタイプの責任感が強い人は、逆に人を頼るのが苦手だというケースが少なくありません。また、誰かに迷惑をかけたくないと思っているため、誰かに相談することもできません。その点が短所でもあります。
人は一人では生きていけませんし、何でも一人でできるわけではありませんので、周囲に悩みを打ち明けることを恥ずかしいとは思わないようにしてください。一人で悩みを抱え込み続けるのではなく、誰か一人でも良いので、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
上司に相談する、友人に愚痴を聞いてもらうなど、一人だけで悶々と考え込まないようにすると、気持ちが楽になるはずです。
自分に厳しい分、他人にも厳しくなりがち
自分に甘く、他人に厳しい、という自分勝手な人も多い世の中で、「自分に厳しく、他人に厳しい」という姿勢は、きちんとしていて何の問題もないような気がしませんか?しかし、これも度が過ぎると問題であり、短所になるのです。
責任感が強い人は、自分に対してもストイックですが、周囲に対しても同じように求めてしまうことがあります。しかし、世の中にはさまざまな考え方があり、お互いの考え方を尊重すべきところは尊重しなくてはなりません。
それなのに、自分の意志が強いからと言って、相手にもそれを求めてしまうのは、少々強引です。確かに、他人に厳しくしなければならない時もありますが、時と場合を見極めて判断することが重要と言えるでしょう。
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