別れ話の上手な進め方は?《後編》
ここでは、恋人と会った後の別れ話の進め方について詳しく解説します。
「大事な話がある」と前置きする
別れ話をしようと呼び出したにもかかわらず、いつも通りのテンションで会ってしまっては別れを切り出しにくいものです。そのため、別れ話をする時は「大事な話がある」とはじめに伝えると良いでしょう。
真剣なトーンで相手の目を見ながら前置きをすることによって、相手にも緊張感が走りいつもとは違う空気を感じ取ってくれるでしょう。
また、別れ話をすることは非常に勇気のいることなので、いざ相手を目の前にするとなかなか別れを切り出せないという方も多いのではないでしょうか。しかし、一度「大事な話がある」と口に出してしまえば後には引けなくなるため、別れを切り出しやすくなるのです。
別れたい理由を正直に言う
恋人に別れを告げる際、相手を傷つけないように遠回しな言い方をしたりする人もいるのではないでしょうか。しかし、遠回しに別れを告げると「別れたい」という気持ちが相手に伝わりにくくなり、本気じゃないと思われてしまう可能性が高まります。
恋人との別れを決めたということは、少なからず理由があるはず。その理由を正直に伝えなければ、相手は納得できないでしょう。「仕事(学業)を優先させたい」「他に好きな人ができた」等、明確な理由がある場合にははっきりと伝えましょう。
また性格の不一致が別れの理由である場合は、正直に伝えると相手が「悪いところは直すから!」等と言って諦めてくれないこともあります。その場合には、「ここだけは絶対に譲れなくて」等と一言添えると良いでしょう。
相手の欠点を言わない
相手がなかなか別れに応じてくれず話し合いが長時間にわたってしまうと、つい相手の欠点や付き合っていた時の不平不満を口に出したくなりますが、これらは言わない方が賢明です。
一度口に出してしまえば止まらなくなってしまう可能性がありますし、何より相手が言い返してきたら言い合いが加速する可能性があります。もう別れたら会うこともない相手かもしれませんが、最後の最後で不満を爆発されたらお互いに後味が悪くなってしまうでしょう。
また、「あなたの◯◯が嫌だった!」「君の××が我慢できなかった!」といった口喧嘩になれば、「お互い様」ということで別れ話をなかったことにされる可能性もあります。これらを避けるためにも、別れ話をする時は相手の欠点を言うのは避けましょう。
相手への情に流されない
別れ話をすると、相手から「悪いところは直すから!」「努力するからもう一度チャンスをください」等と言われてしまう可能性もあるでしょう。交際歴が長ければ長いほど恋人に対して情が湧いてしまうため、縋られてしまうとつい「わかった」と言ってしまいたくもなりますよね。
ですが、ここで相手の情に流されてしまったら相手の思う壺です。相手に期待を持たせないためにも、毅然とした態度で「この思いは変わらない」ということを伝えるようにしましょう。
分かりやすく冷たい態度をとる必要はありませんが、相手の情に流されないためには何を言われても意志は変わらないということをアピールすることが大切です。
感情的にならない
相手が別れ話に応じてくれず話し合いが長時間に渡ると、つい感情が抑えきれず怒りをむき出しにしてしまいたくもなるでしょう。ですが、人間は怒りの感情をあらわにしている時ほど他人の挑発に乗りやすいため、「気付けば相手のペースに乗せられていた」なんてことになり兼ねません。
そもそも、怒りの感情をむき出しにしている人の話に聞く耳を持とうとする人は少ないです。何より「冷静になってから違う日に話そう」と言われてしまえば、別れる日が先延ばしにされます。
別れ話を上手に進めるためには冷静な態度で接すること、そして一方的ではなく相手の受け答えを聞きつつ別れ話を進めていくことが重要です。
泣かないようにする
恋人に別れ話をしている時は、これから先のことを想像するよりも交際していた時の思い出が巡りがちです。そのため、楽しかった思い出を思い出してつい涙腺が緩んでしまうこともあるでしょう。
しかしここで泣いてしまうと、「泣くほど辛いなら別れなくても良いのでは…?」と相手に期待を持たせてしまいます。別れ話をする時に涙を見せたり悲しげな表情をあらわにしたりすると、まだ付け入る隙があると思われてしまうのです。
また、本来であれば別れを告げられている側の方が泣きたい気持ちでいることでしょう。にもかかわらず、別れを切り出している側に泣かれたらどうしたら良いのかわかりませんよね。そのため、別れ話をする時は涙を見せないように注意するようにしましょう。
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