相手の気持ちがわかる《口癖編》
ではここから、口癖からわかる相手の本当の気持ちについて詳しく見ていきます。
「別に」
「別にいいけど」など、自分の意見に「別に」をつけるのが口癖の人がいます。この口癖には、諦めの気持ちが込められている場合が多いです。また、自分の意見を言いたけれど我慢しているという気持ちが隠されている場合もあります。
どちらにせよ、「別に」の次の言葉は、相手の本当の気持ちではない可能性が高いです。ですので、もし可能であれば相手の本当の気持ちがわかるまで提案を続けてみるのが良いでしょう。
ただし、「別に」と言いながらも納得している場合もあり、このタイプはしつこく問い詰めてしまうと機嫌を損ねてしまう可能性もありますので注意が必要です。
「要するに」
要するにとは、これまでの要約という意味で、これまでの話を簡単にまとめる時などに使います。しかし、話の途中や、中には相づちのように「要するに」と口にする人もいますよね。
そのような人は、せっかちな性格をしていることが多いです。また、集団のまとめ役を務めたいという気持ちがある場合もあります。基本的に自己主張が強く、目立ちたい、相手よりも優位に立ちたいという気持ちがある場合によく使われる言葉でしょう。
それ以外にも、相手の話がつまらないので早く切り上げたいという時に使う場合もあります。言い方や声のトーンに注意して聞くと、相手の正直な気持ちがよりわかるでしょう。
「普通は」
自分の意見を言う時や、相手の行動に対する感想などで、枕詞に「普通は」とつける人もいます。何気なく聞き流してしまいそうな口癖ですが、少し注意が必要かもしれません。
「普通は」が口癖の人は、自分だけでなく他人も常識の範囲内に収めようとする傾向があるからです。また、他人の考えや意見を否定したいという気持ちがある場合も、「普通は」と使う場合があります。
他にも相手の意見を否定したいけれど、自分にそれほど自信がないという場合も、「普通は」と言いながら意見を否定することも。これらのことから、基本的にあまり良い感情を抱いていない時に出てしまう口癖だと言えるでしょう。
「今忙しい」
特に忙しそうな様子には見えないのに、「今忙しい」と言ってしまう人もいますよね。「今忙しい」という口癖が出てしまう時は、実は忙しい以外の心理が隠されている場合があるのです。
ではなぜ、忙しくないのに忙しいと言ってしまうのでしょうか。多くの場合、忙しいが口癖の人はせっかちです。また、あまり人に頼るのを良しとしない性格の人も、忙しいと口にしがち。
また、この人と関わるのが面倒だという気持ちがある時に、忙しいと言って誤魔化す場合もあります。基本的にあまり良い意味で使わない口癖なので、この口癖を発する人と接する時は、立ち回り方に気を付けた方が良いでしょう。
「とりあえず」
「とりあえず」という言葉でも、相手の気持ちがわかる場合があります。聞いている人にあまり良い印象を与えない「とりあえず」という口癖ですが、この言葉には発する人の自信のなさや、納得していない気持ちが隠れているのです。
自信のないことを完璧にできる人なんて、なかなかいませんよね。ですので、何かをお願いした時に「とりあえず」と言われた場合は、納得のいく答えを出してくれない可能性があります。
「でも」「しかし」の使い方で相手の気持ちがわかる
「でも」や「しかし」は、異論を唱える際に使用する接続詞です。自分と考え方が違うと感じた時など、比較的使う機会が多い言葉でしょう。
普通に使う分には何でもない言葉ですが、これらの逆接の接続詞が口癖になっている場合は、違った意味が隠されている可能性があります。何かにつけて他人の言うことに逆接の接続詞をつける人は、他人を否定して優越感を得たいという気持ちがあることが多いのです。
そのため、相手との会話の中で「でも」や「しかし」がどれくらい登場するのか、確認してみるとその人の心理がわかる場合もありますよ。
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