「蛙化現象」が起こる原因
理想と現実の差に幻滅する
理想と現実の差に幻滅してしまうことで、蛙化現象が起こると考えられます。好きな人が振り向き一気に距離が近づいた時、「あれも嫌これも嫌」と、相手を減点方式で見ていないでしょうか。
先ほどもお伝えしたように、相手を減点しながら見てしまうということは、あなたが持つ理想が高すぎるからだと言えます。理想が高すぎるゆえに加点できる要素が見つけられず、どんどん幻滅してしまうのです。
具体的に理想を書き出してみた時、何十個も理想があるような場合は理想が高すぎると言えます。せめて現実的ではない理想は排除し、相手の減点ポイントを少なくする必要があるでしょう。
両思いになった事で満足してしまう
「両思いになることがゴール」といったように、目指す最終地点が両思いになることだと、相手が振り向いた時点で満足してしまいます。
つまり、好きな人と付き合って距離が縮まることや、深い関係を築いていくことを望んでいないため、両思いになった時点で蛙化現象が起こるのです。
特に、「追いかける恋愛がしたい」という恋愛観を持つ人は、これが原因で蛙化現象が起きていると言えます。両思いになった後にも幸せや喜びがあることを知れば、蛙化現象を克服できるはずです。
片思いに全力を注いでしまう
片思いに全力を注いでしまったことが原因で、ある意味燃え尽き症候群のようになってしまう人もいるでしょう。
燃え尽き症候群は、努力して目標を達成した後に虚無感が生じるという状態。「やれるだけのことをやり切った」「すべて出し切った」と感じ、まるで燃え尽きてしまったかのような状態になることです。
片思いの時に無理をしながら努力してきた人は、両思いになったことで報われたような気持ちになるでしょう。そして同時に、自分のすべてを出し尽くしたと感じますよね。
その結果、蛙化現象が起きている場合もあります。そうならないよう、両思いの後に持てる目標を、片思いのうちから持っておくと良いでしょう。
自分を認めてあげることができていない
蛙化現象が起こる人の特徴には、「自分に自信がない」がありましたよね。「こんな自分なんて好きになってもらえるはずがない」と思うほど自分への自信がなければ、たとえ好きな人に好意を寄せられても素直に受け入れることができません。
特に周囲の人から否定されることが多いと、自分への自信がなくなってしまいますよね。ただそれが深刻化すると、今度は自分までも自身を否定するようになってしまいます。
そうなれば、相手から好意を寄せられても素直に受け入れることができません。せめて自分のことを自ら否定しないように気を付けてくださいね。
相手への「好き」が恋愛感情ではない
自分が抱いた「好き」が、実は恋愛感情ではなかったために蛙化現象が起こるというケースもあるでしょう。この場合は、異性として好きだと思い込んでいた自分に原因があると言えます。
「好き」にはさまざまな形がありますが、すべてが「恋人になりたい」といった欲を持つ好きだけではありませんよね。友達として好き、自分と仲良くしてくれるから好きといったように、「好き」にはさまざまな種類があります。
そうした「好き」を、特別な異性に対して持つ「好き」と勘違いしていれば、相手が振り向いた時に突然気持ちが冷めてしまうでしょう。
自身が持つ好きな感情が恋愛感情でなければ、相手から特別意識されることは求めていないはずです。
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