相手を傷つけないドタキャン理由は？ドタキャンされた側の対応も解説

ドタキャンを肯定するわけではありませんが、ドタキャンをせざるを得ない場面が出てくることもあるでしょう。約束の前日から3日前にドタキャンする場合、どのような理由だと角が立たずに済むのでしょうか。おすすめなドタキャン理由をご紹介していきます。

家族の体調不良

例えば、会社の飲み会の予定が入っている場合、自分が体調不良だという理由にするなら、当日欠勤しなくてはなりません。また、断る際の電話でも、体調不良のお芝居をしなくてはならなくなるでしょう。

しかし、身内の体調不良だとどうでしょうか。3日程度前から「最近、親の体調が悪くて…」「今日、朝から子供が発熱してしまって…。このまま治らないと約束をキャンセルすることになるかもしれない」と前もって言うこともできます。

体調不良が理由だと、相手も責めたりはしないでしょう。何度も使える理由ではないものの、角が立ちにくいというメリットがあります。

インフルエンザになった

感染症である「インフルエンザになった」と言われたら、相手はドタキャンを非難することはないでしょう。それどころか、感染症なので当面の間会おうとはしなくなるはずです。インフルエンザは1日で治るようなものではありませんし、3日前に言っても、予定の日までに治る可能性は低いです。

数日前から言える理由ですから、当日のドタキャンを避けることもできます。勤務先などに使える理由ではありませんし、何度も使える手ではありませんが、前もって予定をキャンセルできるので迷惑を最小限におさえられます。当日のドタキャンに罪悪感を感じる人にはおすすめな理由です。

外せない予定が入った

「母が事故を起こして身動きが取れない。代わりに介護が必要な祖母宅に行くことになったから予定をキャンセルしたい」「ペットの体調が悪く病院に行かなければならない。父は仕事で、家族で運転できるのは自分だけだから、今日は帰りたい」などと、どうしても外せない予定が入ったことを伝えると、ドタキャンでも許される場合が多いでしょう。

ここでポイントなのは「外せない予定」ということです。会社の同僚との飲み会など、いつでも行けるような予定を言うと相手を不快にさせてしまうので、そのあたりには注意してくださいね。そして、ドタキャン理由は詳細に説明するように心がけましょう。

友人や恋人とトラブルになっている

数日前のドタキャンであるなら「数日間では解決しない問題を抱えている」ということを説明しないと、相手は納得してくれないでしょう。

「学生時代の仲間でトラブルになっている2人を仲裁している、その日も仲裁に行くかもしれないから予定をキャンセルさせてほしい」「恋人と今揉めているので、落ち着いてから会いたい」など、深刻さを詳細に伝えてください。

ここまで言われて「そんなの放っておいて、約束どおり来て」などと言う人はほぼいないでしょう。実際、トラブルはいつ収まるか誰にも分かりません。約束の取り直しを今すぐしたくない場合はとてもおすすめな理由でもあるのです。