好きすぎて嫌いになる理由≪前編≫
嫉妬しすぎて疲れた
好きすぎて嫉妬してしまうのは、よくあることです。好きな人や恋人が異性と話しているのを見るだけで、「自分以外の人に目を向けている」と思って嫉妬心を燃やす場合があるでしょう。
しかし、できるなら嫉妬をせずに済ませたいと感じることもあるはず。ドロドロとした嫉妬心を抱き続けると自分の気持ちも暗くなっていき、徐々に疲弊していきます。好きすぎて嫉妬するたびに自己嫌悪に陥り、「本当の自分はこんな感じではないのに…」と落ち込むこともあるでしょう。
このように嫉妬しすぎて疲れた結果、「もうあの人なんて嫌いだ」と感じるようになるのではないでしょうか。嫉妬してしまう自分も、嫉妬させるようなことをする相手のことも嫌いになるのです。
疑心暗鬼で身動きがとれなくなる
相手への気持ちが強いと、いろいろな面で疑り深くなりますよね。「仕事で帰りが遅くなると言っていたけど、本当は他の異性と会っていたのでは?」など、好きすぎて疑心暗鬼を抱くことがあるでしょう。
疑心暗鬼を持てば持つほど固定観念でがんじがらめになり、身動きがとれなくなります。本当は相手のことを信じたいのに信じきれず、苦しい思いを抱えるようになってしまったら、しんどいですよね。
また「相手の不審な言動を問い正したいけど、そんなことしたら嫌われるかも」と、何も言えなくなる場合もあります。そんな時に「こんな窮屈な思いをするなら、嫌いになった方がマシだ」と思って嫌いなってしまうのでしょう。
相手が思い通りにならないから
自分で好きな人をコントロールしたい思いが強いと、相手が思い通りにならないことに対してイライラすることが多くなります。「自分のすぐそばにいてほしいのに、いつもどこかに行ってしまう」など、相手に対する不満が溜まっていくはずです。
こうして思い通りにならないことへのストレスが原因となって、「嫌いだ」と思ってしまうことがあります。しかし、好きすぎるあまり相手をコントロールしようとするのは、間違った行動とも言えるでしょう。
相手も1人の人間なので、自由に行動したいと思うのは自然なことです。それを制御しようとしてもできないために嫌いになるのは、自分勝手な思いだと自覚するのも大切なことではないでしょうか。
自分の理性が保てないから
好きすぎて我を忘れてしまった、という経験はありませんか?相手を思うあまりに普段はやらないような行動に出て、「なんであんなことをしたんだ…」と後悔したことのある人は多いはず。そんな時に「好きすぎて嫌い」という気持ちが出てくるようになります。
これは、「本当はこんな破天荒な行動はしないのに、あの人のことが好きすぎていつもとは違う自分になってしまう」と、理性を失わせる相手のことを憎いと感じている心理があるからではないでしょうか。本当は理性を抑えられない自分が悪いのに、それを相手のせいにしていると考えられますね。
理性を保てないことに対してあまり重たく考えすぎず、恋愛はそういうものだと割り切ることも重要です。気軽に考えてみましょう。
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