好きすぎて嫌いになる心理とは?
嫌われたくない気持ちが強い
「好きな人には嫌われたくない」と思うのは自然なことです。好きだからこそ、相手から嫌われた時のダメージは大きいので、できればそんな思いを味わいたくないですよね。そして、嫌われたくない気持ちが強くなると、相手のいろいろな言動が気になり始めるはず。
好きな人のちょっとした言葉が引っ掛かり、「もしかしたら嫌われたかもしれない」と疑心暗鬼に陥ることがあるのではないでしょうか。こうして「嫌われた」というネガティブな気持ちが膨れていくことで、「自分も相手が嫌いだ」と感じることも。
好きすぎて嫌われたくないと思った結果、相手を信じられず嫌いになってしまうのです。しかし、それは自分の中の妄想に過ぎません。相手の本当の気持ちを知らずに嫌いになるのはもったいなことです。
不安感から逃げたい
相手のことが好きな気持ちが大きいと、いろいろな不安が出てきます。「他に好きな人がいるかもしれない」「自分なんて眼中にない」など後ろ向きに考えすぎて、だんだん苦しくなっていくでしょう。
恋愛は本来なら幸せになれるはずなのに、不安ばかりが広がって「好きな人から逃げたい」という気持ちが大きくなります。逃げる気持ちが膨らむごとに好きな人のことを嫌いになっていき、憎いと感じるようになるでしょう。
好きすぎて不安になるのはよくあることなので、不安感とどう向き合うかが重要です。自分に自信がないために不安になることもあるので、どうして好きな人から逃げたいと思うのか考えるようにしてください。
相手が気になって普通に生活できない
好きな人のことを考え始めたら止まらなくなる場合、普通に生活するのがままならなくなります。仕事や勉強に集中しようとしても好きな人のことを考えすぎてしまい、本来の実力を発揮できなくなることもあるでしょう。
そんな時に「好きな人のことばかり考えすぎてしまうから、もう嫌だ」と思うようになるはず。自分の生活がうまくいかないことにイライラし始め、好きすぎて嫌いという状況に陥るパターンが考えられます。
しかし、うまくいかないのは、好きな人のせいではありません。好きな人に責任転嫁をして嫌いになってしまっては、せっかくの恋愛が台無しになるので気をつけてくださいね。自分の気持ちと向き合って対処していけば、スムーズに生活できるでしょう。
恋愛ばかりの自分が嫌になる
人生は恋愛以外にも大切にしなければならないことがたくさんあります。一生懸命勉強をしたり、仕事で評価されるために頑張ったり、いろいろな面で努力しなければならないでしょう。
みんなが頑張っている中で自分だけが好きな人のことだけ考えていると、「恋愛ばかりの自分が嫌いだ」と思うことがあります。恋愛に集中しすぎる自分に嫌悪感を抱き、結果として好きな人のことも嫌いになってしまうのです。
このように、1つのことに全力を傾ける傾向がある人は、好きになると恋愛だけに傾いてしまうことがあるでしょう。バランスを意識して恋愛を楽しめないと、気持ちをコントロールできず好きな人を嫌いになる状況に追い込まれてしまうので気をつけてください。
嫌いになった方が楽だと思える
相手への思いが強いと、辛くなることがありますよね。特に好きな人がなかなか自分の気持ちに応えてくれない場合は、「自分ばかり思い続ける状況はいつまで続くのだろう」と先行きが見えないことに対して憂鬱になってしまうこともあるでしょう。
そのため「こんなに好きすぎて辛いなら、いっそのこと相手を嫌いになった方が楽だ」と思うようになります。本当は好きなのに、辛い気持ちから抜け出すためにあえて嫌いになるのです。
この場合、自分の気持ちに嘘をついて嫌いになろうとするため、辛い思いはますます大きくなることも。正直に好きな人のことを思い続けていた方が良い場合もあるので、よく考えて決めていきましょう。
期待と違った時にガッカリする
相手のことが好きすぎると、どんどん期待値が上がることがあります。「あの人はきっと自分の理想そのものだ」と思うようになり、完璧な虚像を生み出す場合もあるでしょう。
しかし、どんなに好きな人でも、どこかしらに欠点はあるはずです。ふとした時に欠点を垣間見て「期待とは違う…」となると、ガッカリした気持ちになってしまいます。
相手を好きすぎて期待値が上がった分、欠点を許すことができず逆に嫌いになってしまうのが「好きすぎて嫌いになる」の心理の1つです。でも、自分で勝手に期待をして、裏切られた時に嫌いになるのは、自己中心的でもあると考えられます。好きすぎて理想像を作り上げないように気をつけることが大切ですよ。
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