「あの頃に戻りたい」に関する専門家の意見やアドバイス
「あの頃に戻れるとしたら」何をしたい?
10代の頃は、早く大人になりたいと思っていた人も多いのではないでしょうか。しかし、いざ大人になってみると、10代にしか味わえない楽しさを懐かしく振り返り、「あの頃に戻りたい」と感じることもあるのではないでしょうか。『18歳の頃に戻りたい』(葵涼太)には、以下のような記述があります。
「もし過去に戻れるとしたら、私は18歳の頃に戻りたいです。今、私は24歳。6年前のあの頃にもどりたい。なぜなら、『大学に入らなければよかった』と思うからです。あの時、私が大学に進学しなければ今現在もっと違う姿になっているのではないか。そう思わずにはいられない今日この頃です。
大学に進学したことによって、私は環境に甘えてしまった。深くそう思うのです。大学受験に失敗して、挫折を味わい人生は自分の周りの環境ではなく、自分自身で決めるものだという実感を18歳の時に感じたかったと心から思います。」
このように、「あの頃に戻りたい」と感じる人の中には、もう一度そこから人生をやり直したいと考える人も多いのではないでしょうか。
「あの頃に戻りたい」と思わずに生きるための処方箋
これまでの人生をやり直すために「あの頃に戻りたい」と考えたことのある人は多いのではないでしょうか。後悔を繰り返したくなければ、一日一日の過ごし方が重要になるようです。『毎日3分!その日の後悔リセット術:イライラ・モヤモヤ・クヨクヨを引きずらない34の習慣』(Emma)には、以下のような記述があります。
「たった一度だけ、過去に戻って人生をやり直せるとしたら、あなたは人生をやり直しますか?それとも今のままの人生でいいですか?
今のままの人生を選ぶ人には、2つのパターンがあると思います。
1つは、今の人生に満足している人です。もう1つは、今さら人生をやり直したところで、また同じことの繰り返し、人生をやり直すなんて面倒だし、このままでいいという人です。
一方、過去に戻って人生をやり直したいと思っている人は、過去に未だ完了できていない『何か』があります。『あの時に言われた一言が』とか、『あの時の態度が』『あの時にしたことが』というような、人との関係についての未完了。
他には、忘れたい過去や、二度と思い出したくないくらいショックな出来事、怒り、苦しみ、悲しみ、恨みなどもあるでしょう。本当の自分はそんなことをしたくなかったのに、自分のプライドが邪魔をして、やりたいことをできなかったことがあったかもしれません。そのような気がかりが、何年経ってもずっと引っかかっているのです。過去の未完了を完了しない限り、今の人生もずっと未完了のままです。
私自身、何度もやり直したいと思うことがありました。あの時にもっと真剣にやっておけばよかった、素直に行動していたらよかった、あんなことをしなければよかった、あの一言を言わなければよかったと。
人生をすべてリセットして、もう一度やり直したいと思ったことが何度もあります。本当にそんなことができたらどんなによいでしょうか。
過去に戻ることはできませんが、今この瞬間から過去をリセットすることはできます。
過去をリセットする目的は2つです。
過去の未完了を完了すること、そしてあなたが本当に生きたい人生を生きることです。
過去をリセットする方法はたった1つです。
それは今日一日を完了させること。毎日、必ず完了させることです。それはとても簡単な方法で、『感謝の儀式』を行うことです。
一日の終わりに『今日もありがとうございました』と全身全霊で感謝をすることです。
なぜこの儀式が過去をリセットするかというと、今日一日を感謝で完了したということは、今この瞬間から、過去をすべて感謝で完了したということになるからです。
あたなは今日一日を感謝しました。そして今日という日は、過去からずっとつながっています。今日を感謝で終えたということは、過去もすべて感謝で終えたことになります。感謝の儀式は、何年も前の後悔や未完了を、一瞬でリセットすることができるのです。」
その日を精一杯生きたことに感謝する習慣を身につけると、後悔の念を引きずることなく前を向いて生きられるようになるのかもしれません。
<参考文献>
『18歳の頃に戻りたい』(葵涼太)
『毎日3分!その日の後悔リセット術:イライラ・モヤモヤ・クヨクヨを引きずらない34の習慣』(Emma)
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