誰かに必要とされたい人の心理って?
また、頼られたいという気持ちが強いことに悩みを抱いている人もいますよね。どうすれば頼られたいという気持ちがおさまるのだろう…そう悩む人は、そもそもなぜ自分がそう思うのかを解明していくと、気持ちをおさめるヒントになるかもしれません。
安心感を得たい
安心感を得たいという気持ちから、誰かに必要とされたいと思うことはよくあることでしょう。頼られ、必要とされると、相手から認められたと感じられるため、「自分の能力や存在には価値があるのだ」と自信を持てるようになります。
特に自分に自信がない人やマイナス思考の人は、人一倍自己肯定感が低く心配性でもあるため、誰かから認められたい、頼られたいという欲求が強いと言えるでしょう。
誰かに愛してもらいたい
誰かに愛してもらいたいという気持ちが、誰かに必要とされたいという気持ちになることもあります。こういった人の心理には、「愛されているということは、それだけ頼られ、求められているということだ」という考えがあるため、頼られないと愛されていないと不安になってしまうのです。
そのため、いくら周りから慕われたり、言葉で愛を表現されていたりしても、頼られなければ愛されているという自信を持てません。お世辞や偽りの愛情のように感じてしまい、どこか虚しい気持ちになることも多いでしょう。
相手との信頼関係を確かめたい
相手との信頼関係を確かめたいという気持ちから、誰かに必要とされたいと思うこともあるでしょう。誰かに必要とされるということは、それだけ相手からは信頼されている、特別だと思われていると思えるため、必要とされないと不安になってしまうのです。
特にこの心理の持ち主は、より身近な人に対して求められたいという気持ちが強い傾向にあります。このタイプはあまり人との関係に自信を持てないため、身近な人から必要とされないと「もしかして自分だけが仲が良いと思っているのかも」と心配になってくるのです。
その心配な気持ちを解消するために、より身近な人に対して求められたいという強い欲求を顕にしていくのでしょう。
誰かに必要とされたいのは構ってもらいたいから
単純に誰かに構ってほしいという気持ちから、必要とされたいと願う人もいます。必要とされるということは誰かに構われることを意味するため、寂しがり屋な人や常に誰かと一緒にいたい人は、普段から誰かに必要とされたいという強い気持ちを持っていると言えるでしょう。
この心理は単に誰かと接していたいというものなので、他の心理と比べると「自信がないから安心したい」「愛されているという実感がほしい」などの気持ちはそれほど強くありません。
構われたい理由をより詳しく見ていくとそういった心理が垣間見えることもありますが、基本的にただ人と接することが好きなため、構ってもらうために誰かに必要とされたいと思うのでしょう。
「必要とされない=魅力がない」と思っている
「必要とされない=魅力がない」という考えを持つ人もいます。必要とされないのも頼られないのも、その人にそれだけの能力がないからで、そんな現実と向き合いたくないという焦燥感から、必死になって誰かに必要とされたいと思う人もいるのです。
特にこの心理はプライドが高い人に多い傾向にあります。自分の短所や不得意な部分を認めたくないという気持ちが人一倍強いため、必要とされないという現実は自分にとって許しがたいものです。
その現実を目の当たりにすれば自身のプライドにキズがつくため、それを避けたいという気持ちが、誰かに頼られたいという強い欲求に火をつけているのだと言えるでしょう。
誰かに必要とされたいのは1人が怖いから
誰かに必要とされたいのは1人が怖いから、という人は少なくないでしょう。必要とされないということは、その場に自分はいなくてもいいと思えてしまい、激しい孤独感に襲われることになるのです。
たしかに誰にも必要とされない人は、なんとなく周りから敬遠されて孤立していることも珍しくありません。誰にも必要とされない、頼られない…そんな孤立している誰かの姿を見て恐怖を抱き、自分はあのようになりたくないと不安な気持ちになるのです。
その結果、自分の居場所を少しでも確保をするために、周りに対して「必要としてほしい」「求めて欲しい」と焦るように強く思ってしまうのでしょう。
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