髪の毛をバッサリ切る女子の心理《後編》
サラサラのロングヘアを維持するためには、毎日のお手入れが不可欠。お手入れが十分にできない場合は、いっそのことバッサリ切ってショートヘアにした方がいいと考える場合もあるでしょう。
《後編》では、心境の変化以外の理由で髪の毛をバッサリ切った人の声もまとめてみました。女子がバッサリ髪の毛を切る心理には、現実的な事情も大いに関係しているようです。
髪の毛が傷んでしまったから、思い切ってバッサリと
「カラーリングやパーマを繰り返した結果、髪の毛が傷んで毛先までボロボロに…トリートメントでは修復できないし、バッサリ切って伸ばし直すしかないと思い切りました」(25歳/女性/販売員)
カラーやパーマの薬剤で髪に負担がかかると、それだけ髪は傷んでしまいます。ダメージが深刻な場合は、トリートメントなどのケアをしても、健康な髪質が取り戻せない場合もあるでしょう。
特にショートにしたい理由はなくても、髪が傷んでしまったことを理由に髪の毛をバッサリ切った経験のある女子も多いようです。
女子っぽい服装から中性的な服装に変えたら
「10代の頃は女子っぽい服装が好みだったけど、社会に出てからは中性的なスタイルに趣味が変わってきました。持っている服がロングヘアでは合わせにくくなってきたので、髪の毛をバッサリ切ることにしたんですよね」(24歳/女性/観光業)
髪型と服装のトータルコーディネートは、女子にとって大きな課題でしょう。ファッションの傾向によっては、似合う髪型と似合わない髪型がはっきり分かれてしまうこともあります。
服装の趣味が変わるのは、女子の人生には何度かある変化の一つ。服装の趣味の変化に合わせて、ヘアスタイルも変えていく必要があり、髪の毛をバッサリ切るという女子も多いでしょう。
育児で髪の毛のお手入れをする時間がなくなって
「独身時代はずっとロングだったんですが、結婚して妊娠・出産を機に育児で忙しくなり、髪の毛のお手入れをする時間が十分取れなくなりました。子供が手を離れるまでは、しばらくショートでいいかな」(38歳/女性/主婦)
出産・育児は女性の大きなライフイベントの一つです。大人女子が髪の毛をバッサリ切る理由としては、育児で忙しくなり、ロングヘアのお手入れをする時間が取れなくなったというものもあります。
ロングヘアはお手入れにそれなりの手間が必要だけに、忙しい生活の中では維持が難しくなることも。育児中はバッサリと髪を切って子育てに専念したいと思う女性が多いのも頷けますね。
髪の毛に白髪が目立つようになり、バッサリと
「昔から若白髪の多い体質だったんですが、年と共に白髪が目立つようになって…。ロングだと白髪が目立つので、バッサリとショートにして目立たないようにカバーすることにしました」(36歳/女性/専門職)
20代~30代でも、白髪に悩む女子は意外に多いようです。太く堅い髪質の場合は、白髪染めに特化したカラーリングをしても、一本の白髪が目立ってしまうことも。
そんな白髪の悩みをカバーするために、髪の毛をバッサリ切ってショートにしようと考える女子もいます。加齢と共に髪質も変わっていくからこそ、時には髪の毛をバッサリ切ることも必要になるのかもしれませんね。
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