人を見る目がない人の性格・特徴
人を見る目がない人の性格や特徴とは、いったいどのようなものなのでしょうか。人を見る目がある人の性格・特徴と比較しながら見ていくと、違いがよくわかるかもしれませんよ。
人を見た目で判断する
「人は見かけによらぬもの」と昔から言いますが、見た目と中身が全く同じという人は滅多にいないと言っていいでしょう。「あんな人だとは思わなかった」というセリフをよく耳にするのが、現実をよく物語っていますよね。
人を見る目がない人は、相手を見た目で判断してしまいます。イケメンや美人、可愛いといったルックスだけで、「この人は素晴らしい」と安易に決めつけてしまうのです。
その他にも、高価な品物を身に着けている人を「社会的に成功した人」といった具合に、見た目で人を判断する傾向が見られます。
自分を過信している
人を見る目がない人ほど、「自分は人を見る目がある」と過信していることが少なくありません。
自分を過信する理由は人それぞれ異なりますが、根底には自分自身に対する過大評価が挙げられます。「自分はいろいろな経験をしてきた」、「大勢の人と付き合ってきたから、人を見る目は養われている」といった具合です。
こうした気持ちが「自分は人を見る目があるから、騙されることなどありえない」という過信を招きます。その結果、相手の本質を見抜くことができず「まさか、こんな人だったとは…」といった結果になることがしばしばです。
人の意見を鵜呑みにしてしまう
人の言うことを好意的に受け止めることができる性格の人には、優しい人が多く見受けられます。そもそも、相手を悪く考えることをしないからです。
こうした人は、いわゆる「人間の本性は基本的に善である」と考える「性善説」の持ち主と言えます。
とはいうものの、優しくて人を疑わない性格のため、人の意見を鵜呑みにしてしまいがちです。そのため、「お金に困っているの。必ず返すから貸してくれる?」などと言われると「もちろん!」と、あまり深く考えずに返事をしてしまいます。
結局、貸したお金は返ってこず、相手とは連絡が取れなくなるというお決まりのパターンに。優しい性格は大切にして欲しいところですが、人の意見を鵜呑みにするのは考えものです。
人の価値をステータスで判断する
人を見る目がない人は、しばしば人の価値をステータスで判断することがあります。例えば、大企業の社長や重役、政治家といった社会的に成功者と呼ばれる人は信頼できるといった考え方です。
また、国公立大学や有名私立大学を優秀な成績で卒業した人を、素晴らしい人材だと決めつけてしまうことも少なくありません。
けれど、考えてみれば大企業のトップや国公立大学を優秀な成績で卒業した人が世の中に占める割合は、圧倒的に少ないでしょう。こうした判断基準に基づくならば、それ以外の人は価値がないということになります。
ステータスなどなくても優秀な人は多いのに、ステータスにしがみつく人を選ぶのも人を見る目がない人の特徴です。
周りが見えていない
人には、他人の前ではいいところを見せたい心理があります。そのため、たいていの人が家の中と外とでは違う顔を見せているのではないでしょうか。
人を見る目がない人は、人がさまざまな顔を持っているものだということに気づいていないことがよくあります。そのため、「あの人は優しい人」とか「この人は怖い人」といった具合に短絡的に捉えてしまいがちです。
けれど、強面でも優しい性格の人はいますし、優しそうな見た目にも関わらず、何かと言うとすぐにキレる人もいます。
周りが見えていないと、どのような本質を持った人なのかも分かりません。人を見る目がないばかりに、後悔することになるパターンです。
大きな失敗を経験したことがない
苦労を知らない裕福な家庭に育った人も、人を見る目がない人の特徴です。こうした人は大きな失敗を経験したことがないため、本人の考え方そのものが甘いケースが少なくありません。
失敗から辛さや苦しみを味わい、それを乗り越えて人は強くなっていくのですが、そもそも失敗を経験しなければ、乗り越える機会も与えられませんよね。
さらに人は自分と似た境遇の人に好感を持ちやすいため、同じように大きな失敗を経験したことがない、甘い考えの人と気が合いやすいでしょう。
仮に、大きな失敗を経験したことがない人が起業するとなったら、同じような人を社員として採用するのではないでしょうか。となると先行きは甚だ不安と言わざるを得ません。
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