自分と向き合うときのポイント《前編》
自分と向き合うときのポイントに気をつけることで、より効果的に心の整理をすることができます。ポイントを大まかにまとめると、リラックスして前向きな気持ちで行うこと。そして自分にとって無理のない方法で自分と向き合うことです。
具体的には次のポイントに沿って、自分と向き合ってみてくださいね。
自分の本心に耳を傾ける
自分と向き合うとは、まずあるがままの自分の本心を見つめ直すこと。自分の本心に耳を傾けるようにしましょう。人は普段、自分の本心を分かっているようで分かっていないことがよくあります。
自分の本心を見失ってしまうのは、見栄やプライド、人からどう思われるかを気にする気持ちを抱えているからです。「こんなことを思っていたら嫌われるかも」といった意識が、人の本心を押し込めてしまうのですね。
自分と向き合うときは、そうした自分を守ろうとする心の防衛意識のスイッチをオフにするのがポイント。どんな本心であっても否定せず、自分の本当の気持ちに注目するようにしましょう。
感情を味わう
自分と向き合うというと、終始ポジティブな気持ちで行わなければいけないと思いがちです。しかし、人間の本心には怒りや悲しみなどもあって当たり前。怒りや悲しみなどネガティブな感情も含めて、ありのままの感情を味わってみることが大切です。
本来、怒りや悲しみは否定されるべきものではありません。腹が立つことがあれば怒り、悲しいことがあれば悲しむのは人として自然なことです。むしろ不自然なのは、自分の中のネガティブな感情を抑え込んでしまうこと。
不快な感情であっても思い切り味わうことで、その感情を整理することができます。抑圧していた気持ちを解き放ち、まずはありのままの自分の感情を受け入れてあげましょう。
自分の素直な気持ちをノートに書き出す
自分の気持ちと向き合っていると、さまざまな感情や考えがあふれ出すことがあります。頭の中だけで整理しようとすると、こんがらがってしまうこともあるでしょう。そんな時は、ノートに自分の気持ちを書き出してみるのがおすすめです。
自分の気持ちを言葉にして書き出すことには、書き出した気持ちを客観的に見つめ直し、気持ちを整理する効果があります。言葉といっても長い文章にする必要はありません。「悲しい」「つらい」といった短いキーワードを、思いつくままに書き出すだけでもOKです。
重要なのは、自分の素直な気持ちを書き出すこと。書き出したノートを読み返すことで、自分でも気づかなかった自分の本心が見えてくるでしょう。
自分を認める
自分と向き合うとき最も大切なのは、自分自身の味方でいてあげることです。自分のさまざまな感情と向き合っていると、理想とは程遠い自分の姿にがっかりし、自分を否定したい気持ちに陥ることもあるでしょう。
しかし自分を否定することは、良い結果を生みません。現段階であるがままの自分を認めてあげることで、自分をより成長させるためのカギが見えてくるのです。小さなことでも良いので、今の自分を認めてあげるようにしましょう。
「失敗したけど頑張った私」というように、ネガティブな事実だけでなく、自分の努力や良さにも積極的に目を向けることが大切です。
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