自分と向き合うための方法《後編》
誰かと一緒に過ごす時間や、何かをして過ごす時間の中でも、自分と向き合うことはできます。後編では特に、生活の中で自然に自分と向き合える方法に注目してまとめてみました。
忙しい毎日の中でも無理なく取り入れられる方法ばかりなので、改めて自分と向き合う時間が持てないと悩む人にもおすすめですよ。
人と話す
人と話すことは、話す相手との対話であると同時に、自分自身との対話でもあります。自分とは異なる考え方を持つ相手と話すことで、それまで気づかなかった自分の一面を発見することもあるでしょう。
相手の言葉に耳を傾け、それによって湧き上がってくる自分の感情を見つめることで、自分自身の気持ちや考え方をより深く知ることができます。相手の言葉に賛同できる部分、反発を覚える部分に注目し、なぜ自分はそう感じるのかについても考えてみましょう。
話す相手は親しい人でも構いませんが、自分が普段は心を開いて話す機会の無い人を選ぶと、より自分の気持ちや考え方との違いが参考になるでしょう。
何かを創作・表現してみる
創作活動や表現活動には、自分自身の内面を目に見える形に可視化できる効果があります。絵を描く・工作する・楽器を演奏するといったクリエイティブな活動は、自分自身の内面を表現する行為だからです。
自分の作品は、いわば自分の分身のようなもの。その時々の自分の内面の状態が、作品にすることで目に見えて分かりやすい形になるのです。出来上がった作品に対して、自分がどういう感想を持つかに注目してみましょう。
芸術や音楽で創作活動するのが苦手な人は、料理や手芸で何かを作ってみることに挑戦してみるのもおすすめですよ。
掃除や整理整頓に集中してみる
創作活動よりも一段階身近なところで自分と向き合う方法として、家事や単純作業に集中してみるという方法があります。多くの人が毎日の日課にしている掃除や整理整頓は、集中して取り組むことで、自分と向き合う効果が期待できるのです。
お寺で修行しているお坊さんにとっては、毎日の掃除も大切な修行の一環です。目の前の作業に集中して取り組むことで雑念を払い、落ち着いた気持ちになることができます。いわば、手や体を動かしながら瞑想しているような状態になれるのです。
掃除や整理整頓をして部屋がキレイになる頃には、自分自身の気持ちも整理されていることを実感できるでしょう。
断捨離をする
掃除や整理整頓で自分と向き合う方法の進化形として、「断捨離」も大きな効果が期待できます。部屋にある物を必要な物と不要な物に分け、不要な物を処分していくことで、自分の生活に表れた自分の気持ちの乱れも整理することができます。
必要ないのに溜め込んでいる物は、自分が見て見ぬふりをして溜め込んできたネガティブな気持ちを表す物と言えます。断捨離をして不要な物を処分することで気持ちが整理されるのは、物と同時に自分自身の心の重荷からも解放されるからです。
必要な物と不必要な物を選別することで、自分の生活に本当に必要な物は何なのかもクリアに見えてくるでしょう。
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