虚栄心の強い人をやめる!克服する方法
しかし、虚栄心が強いことを自覚してしまった人も安心してください。虚栄心による行動はある程度コントロールできるため、「虚栄心の強い自分をなんとかしたい!」という気持ちがあり、そのための努力さえできれば、だんだん落ち着いていくでしょう。
SNSの投稿を控える
SNSへの投稿は控えたほうが良いと言えるでしょう。特に「こうすれば人から憧れられるだろう、羨ましがられるだろう」と、周りの目を気にして自分を優位に立たせるための投稿を控えることが、虚栄心の強さを克服する方法です。
こういった投稿はいとも簡単に承認欲求を満たすことができるため、虚栄心が強い人にとって非常に気持ちのいいものであることは間違いありません。そして承認欲求を満たすこと自体は別に悪いことではなく、特別虚栄心が強くない人でもやっていることでもあります。
しかし虚栄心が強い人の場合、SNSで承認欲求を満たそうとすると、度が過ぎていたり、あからさまに他人を見下したりする心理が透けて見えることも多いのが事実。それで気持ちよくなってさらに虚栄心が強くなるリスクがある以上、克服するまでは控えたほうが良いと言えるでしょう。
自分の欠点を認める
少しずつでも良いので、自分の欠点を素直に認めていきましょう。虚栄心が強い人はプライドが高いがゆえに、自分の欠点や非から目を背けてしまうことがほとんど。これを認めてしまえば自分は人よりも格下になってしまう…そんな不安や恐怖心が芽生えてしまうからでしょう。
しかし、欠点がない人など地球上どこを探してもいないのではないでしょうか。欠点や非を認めたところで自分の価値や魅力がなくなるわけではありません。また、自分が思っているよりも人は他人のことを見ていないため、弱みを見せたところで何も変化がないことがほとんどです。
むしろ欠点や非を認めたほうが自分の成長に繋がったり、人からの評価や印象が良くなったりすることのほうが多いため、少しずつでも自分の欠点や非を認めていき、向き合っていくようにしましょう。
周りと自分を比較しない
虚栄心が強い人は周りと自分を比較する癖がありますが、こちらも少しずつでも良いので比較しないようにしていきましょう。そもそもいくら他人と比較したところで、人は同じ条件で生まれて育ったわけでもないので、差が出てしまうのは当然のことだと言えます。
差が出ることを理解している人は、虚栄心が強い人にマウントを取られても、「この人ってすごいんだな」「自分よりレベルが上で憧れるな」とは思いません。
むしろ、虚栄心の強い人が無遠慮に比較し見下す姿や、勝ち負けにこだわる姿を見れば、不愉快に思ったり、器の小ささや余裕のなさを感じたりすることのほうが多いです。虚栄心の強い人が恐れる「見下される状況」に繋がる可能性のほうが高いと言えるでしょう。
嫌みやマウント取りに聞こえないか気をつける
そんな気はなかったのに、自分の発言が嫌みやマウント取りに聞こえていたというケースを、虚栄心が強い人の中には経験したことがある人もいるでしょう。実は虚栄心が強い人の多くは、本人にその気がなくても、発言の端々に嫌みやマウント取りの要素が含まれてしまっていることが多いのです。
これは、普段から周りの目を気にして比較し、見栄を張ることに必死になっていることの副産物だと言えるでしょう。その気がなくとも、すでに心理的に見栄を張ることに必死になってしまっているため、無自覚にそういった発言が出ることが増えてしまうのです。
そのため、何か発言する際には出来るだけ客観的に、そして一般的な常識の元「この発言は嫌みやマウント取りに聞こえないだろうか」と考えてから発言するようにすると、思わぬ事故を起こすこともなくなるでしょう。
非があれば素直に認める
非があれば素直に認めるようにしましょう。ここで言う「非を認める」とは、自分の中だけで認めるのではなく、他人に対して非を認めて謝罪することを意味します。もちろん自分の中で非を認めて反省することも大切ですが、必要な場面では他人や周りに非を認め、謝ることが重要なのです。
虚栄心が強い人にとって、誰かに対して非を認め、さらに謝罪をするというのは、心理的に少し厳しいことかもしれません。劣等感やプライドの高さ、優位性…さまざまなことを考えると、自分の中では非を認めていたとしても、他人に対してそれをするのは難しいでしょう。
しかしそれでも非を認めて謝ることが、虚栄心の強さを克服するために必要なことなのです。非を認めて謝れない限り、「プライドが高く器が小さい」「見栄っ張り」などの印象はついてまわることになり、いつまでも虚栄心が強い人からは卒業することはできないでしょう。
周りの人の意見にも耳を傾ける
虚栄心が強い人は自分の考えや価値観には自信を持っている人がほとんどです。それは自己肯定感を満たすためには必要なことであり、決して悪いことではありません。しかし、自分を大きく見せたいという欲求が強いあまり、自己主張が強くなりがちなのも事実。
そうなってくると周りとコミュニケーションをとるのが難しくなったり、プライドの高さがより際立って苦手意識を持たれたりすることが増えてしまいます。それに気をつけるためにも、周りの人の意見には耳を傾けるようにしましょう。
そして「自分の考え=周りの考え」とは思わず、さまざまな考えや価値観があることを知ってください。そうすれば考えに柔軟性が生まれたり、視野も広くなったりして、今よりも格段に気持ちに余裕が生まれてくるでしょう。
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