どうしたらいいかわからない時の対処法|人間関係
それほどに、人間関係というものは私達の人生に大きく影響していることの現れでもあります。生きている以上、全ての人間関係を断ち切るのは不可能ですから、深入りせずに上手に折り合いをつけるスキルを早い段階で身につける事が大切ですよ。
友達と縁を切りたい場合
学校や職場でできる友達は、気のおけない親友になる可能性のある一方で、人生のトラウマになる可能性も秘めている存在です。初対面の印象は良かったのに、徐々に相手の本性がわかってきて円をキリたくなることもありますよね。
最も波風が立たない方法は、進級や部署異動などで日頃の接点が少なくなるタイミングを待つことです。また、積極的に会話する回数を少しずつ減らしていくと、お互いに違和感なく距離をおくことができるようになります。ライフステージが進めば、付き合う友達が変わるのは仕方ないことだからです。
人に合わせる事に疲れた場合
気を使いすぎるタイプの人は、他人に合わせる事に疲れてしまいますよね。そんな時には自分に気持ちに素直になりましょう。我慢していても事態は解決しません。
特定の人に合わせる事に疲れている場合には、付き合う相手を変えましょう。相手が誰であれ疲れを感じるというのであれば、あなたはそもそも一人でいることを好むタイプなのです。無理に他人と過ごすと、それだけでストレスになってしまいます。
人としての最低限のマナーを守り、笑顔で挨拶しているのであれば、それ以上「みんなと仲良くする」必要はありません。「自分は自分」と割り切ると楽になれますよ。
怒りっぽい人と過ごす場合
怒りっぽい人と過ごすとき、「相手を怒らせないように」と常に気を使ってしまいますよね。常識的な人の場合、ある程度の年齢以上になると、「理不尽に怒りをぶつけるのは、相手に対して失礼な行為なのだ」と理解するものです。
しかし、中には残念なことに中身が子供のまま大人になってしまう人もいます。そんな怒りっぽい人と過ごす時には、なるべく近寄らないのが一番です。
また、多くの人間は30分以上怒りを継続できないといわれています。手のつけられない程に相手が怒っている場合には、30分間相手の怒りを聞いているフリをしてみるのも一つの方法です。相手も「自分の話を聞いてもらえた」と満足する可能性が高いですよ。
上司がハラスメント気質の場合
職場の上司の質は非常に重要ですよね。もし、上司からハラスメントを受けている場合には、まず社内の倫理委員会等に相談しましょう。そのような窓口がない場合には、当該の上司より上の役職の上司や信頼できる同僚に相談してください。
そこで適切なアドバイスがもらえて、上司がきちんと処分されるような会社であれば、安心です。しかし、ハラスメントの事実を握りつぶそうとする場合には、残念ながらその会社はそのような企業風土であるということです。
上司のハラスメントが原因でトラウマを抱えたまま人生を送るのはとてももったいないことです。そのような職場には見切りをつけて、速やかに転職活動を始めましょう。
親との関係をどうしたらいいかわからない場合
親との関係に悩んでいる場合、親と距離を取ることを考えましょう。まず、成人している場合には、経済的に自立し、実家を出てください。そして、親との連絡を断つことです。最初は罪悪感に苦しむかもしれませんが、一度離れて客観的に親との関係を見直す事ができるようになりますよ。
一方で、未成年の場合には、一人暮らしをすることは難しいですよね。親と一緒にいることに限界を感じたら、まずは周りの大人に助けを求めてください。また、18歳までなら誰でも使うことのできるチャイルドラインという無料の電話相談窓口があります。
近くに頼れる大人がいない時には、「親との関係をどうしたらいいかわからない」と電話相談してみてください。
義実家との関係をどうしたらいいかわからない場合
結婚すると、どうしても避けることができないのが、義実家との関係です。大切なパートナーを育てた義両親を大切にしたいと思う一方で、文化的な違いや距離感の違いにどうしたらいいかわからないと悩む既婚者は少なくありません。
義実家との関係に悩む場合は、まずパートナーに相談しましょう。理解あるパートナーであれば、あなたが義実家と距離を置くことを了承してくれるはずです。
パートナーからの理解が得られない場合には、とにかく距離を置き、会う回数を減らすようにしてください。パートナー、義実家ともにハラスメント気質の人が揃っている場合には、婚姻関係自体を見直す必要があるかもしれません。
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