口だけの人の心理とは?
そんなことは容易に想像ができるものですが、それでも口だけの人という存在は珍しいものではありません。身近にいるという人も少なくなく、日々困っているという人も多くいます。
なぜ口だけの人は、そんな人を困らせるようなことをするのか…その疑問を紐解くために、口だけの人が思っていることが多い心理についてまとめてみました。
人から悪く思われたくない
頼まれごとを断る=相手に悪いと考えている人にとって、たとえ出来ないことを頼まれたとしても断るのは非常にハードルが高い行為になります。断ったら嫌な気持ちにさせてしまう、嫌われてしまう、そういった不安感や恐怖心があると、なかなかかんたんに謝ることは出来ません。
結果的に相手に悪く思われたくない、嫌われたくないという理由から、出来る可能性が低いにもかかわらず調子の良いことを言ってしまうのです。また、その場の雰囲気を壊したくないという理由でよく考えずに返事をしてしまうこともあるでしょう。
人との深い付き合いが苦手
あまり人との深い付き合いが苦手な人にとってみれば、気の許せる人以外とのコミュニケーションの時間はできるだけ避けたいと感じてしまうものです。そのため、その場しのぎなどの理由で口だけで返事をしてやり過ごそうとすることもあるでしょう。
また、そもそも深い付き合いの人がいないと約束事の重要性がよくわかっていないという人もいます。頼まれごとをしてOKをしたとしても、相手はそこまで期待してないだろう、単なる世間話やお世辞の類だろうと思ってしまうことは実は珍しくありません。
その場を一刻も早く切り抜けたい、口先だけの行為がもたらす印象の悪化や周りへの迷惑など、人との深い付き合いが苦手だからこそ感じる、そして重要性がわからないという人も多くいるのです。
その場しのぎをしたい
単にその場しのぎをしたいという心理で口先だけで言ってしまう…という人は決して少なくないでしょう。相手に悪く思われたくない、深い付き合いが苦手だからそうなってしまう、という深い理由はなく、単純にその場しのぎのために口だけになってしまうことはあるはずです。
たとえば苦手な相手を前にしたとき、大半の人は「早く会話を終わらせたい」と思ってしまいますよね。そう思うと早く会話を切り上げるための方法として、つい相手の調子に合わせて口先だけの言葉を言ってしまうことは決して珍しくないでしょう。
口だけのことを言ったとしても、あとから口実を作って断ればいい…「早くその場から立ち去りたい」という心理が強く出ると、そんな考えが浮かび、口先だけの行動に出てしまうことがあるのです。
その瞬間はやる気がある
話しているその瞬間はやる気がある、でも時間が経つと途端にやる気が無くなってしまいやらなくなってしまう…そんな心理を持っている口だけの人は多くいます。特に単純な性格の人や気分屋な人などは、この心理が原因で口だけの人になっていると言えるでしょう。
本人としてはその瞬間は俄然やる気があって「やる」と言っているので、嘘をついているつもりはありません。結果的にモチベーションが続かなかっただけなので、口だけになっているという自覚も悪気もないことがほとんどです。
そのため、口先だけになったことを責められると言い訳をすることも多いでしょう。本人は悪気があってそうなったわけではないため、責められると「理由があってやらなかっただけなのに」と不満を感じてしまうのです。
そこまで期待されているとは思ってない
自分の発言がそこまで相手や周りに期待されるとは思っておらず、特に深く考えずに口先だけの発言をしてしまう人もいます。特に自己肯定感が低いタイプは人から期待される・信頼されるということに慣れておらず、期待されたとしてもお世辞だと思いこんでしまうのです。
特に遊びの誘いやちょっとした頼まれごとなどは、単なる社交辞令として解釈することが多い傾向にあります。自分が遊びに誘われるはずがない、頼まれるはずがない、そう心の中で思っているため、自分も社交辞令の一環として口先だけの返事をするのでしょう。
このタイプは、仕事など明確に自分のやるべきことが割り振られた場面では、口だけの返事はしないことがほとんどです。お世辞や社交辞令が必要ない場所なので、出来ないことははっきりと断ります。
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