「八方美人」に関する専門家の意見やアドバイス
自己評価が低い女性は「八方美人」になりやすい
周囲に嫌われるのを過度に恐れて、自分の感情を表に出さずに、他人に同調してしまう女性は少なくありません。『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(DJあおい)には、以下のような記述があります。
「できれば人に嫌われたくない、とは誰しもが思うことです。でも、万人から好かれるというのはまず難しいでしょう。人は好きな人もいれば嫌いな人もいる。それは当然のことで仕方がないことだと分かっている人が大半です。
しかし、中には嫌われることを過度に怖がる人もいます。それは、自分が今の自分を好きになれないからです。今の自分が嫌いだから他人からも嫌われるのだと思い込んでしまっているんです。
他人から嫌われることを過度に怖がっているのに、誰よりも自分を嫌っているのは自分自身なのです。自己評価が低いから他者からの評価を求めます。自分が周りからどう見えているかを気にするようになります。なりたい自分ではなく、周りに求められているような人間になろうとしてしまうのです。
周りに求められているような人間になったとして、それは自分が求めていた姿でしょうか。
自分さえ愛せない人が他人を愛せるわけがありません。」
このように、自己評価の低い人ほど、周りからどう見られているのかを気にする傾向があるようです。「今の自分を好きになれないから他人からも嫌われる」という思い込みが根底にあると、つい誰にでもいい顔をしてしまうもの。しかしそれではいつまでたっても「なりたい自分」を手に入れることはできないでしょう。。
ノーリスク至上主義の男性は「八方美人」になりやすい
誰にでもいい顔をする「八方美人」の男性には、どのような特徴があるのでしょうか。『男の選び方大全』(クノタチホ)には、以下のような記述があります。
「女性の言い分を優先することが大事と心得て、尊重する。強引に主張したり嫌がることを無理強いしない。
一見良さそうですが、結局、自分が傷つかないため、という側面がある。自分を守ることに頭がいっぱいで、女性が何を求めているのか察知するのがちょっと鈍いの。
自分の中でもプラスの感情を扱うことが苦手で、自分自身にマイナス評価を下していることが多い。だから人の顔色をうかがってしまうわけ。
『オレのことどう思う?』と聞きたい気持ちをグッとこらえて、『(君はどう思っていても)俺は好きだ』と堂々と言える勇気が男には必要なの。
バーでも『隣に座っていいですか?』『めっちゃ可愛いですね』『一杯ご馳走させてもらっていいですか』って思いきって言えばいいのに。ノーリスク至上主義なのね。
それを言えない男は視線だけジロジロ送ってきて薄気味悪い。どんなにカッコよくても自然に声をかけられない男は性格にやや問題あり。
【相性のいい女性】
相手から『好き』と言われなくてもガツガツペースに巻き込むような肉食系の女性。『ヘタレねぇ』と受け入れながら、上手に指摘してあげられるような。
こういう女性と付き合ううちに、彼は臆病な自分へのコンプレックスを克服していくでしょう。
肉食系の女性も男女関係以外では臆病な部分があったりするので、共に成長できるわよ。」
このように、リスクを取ることを恐れて女性の言いなりになる男性は、自分を守ることで頭がいっぱいなのかもしれません。この手の男性は、相手に引っ張って欲しいと思うような女性とは相性が良くないでしょう。
<参考文献>
『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(DJあおい)
『男の選び方大全』(クノタチホ)
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