八方美人のデメリットも紹介
そんな八方美人ですが、デメリットがあるのも事実であり、八方美人で居続けるのはリスクを伴うことでもあります。
もし、あなたが八方美人だという自覚があるならば、今一度デメリットと向き合うことでこれからの振る舞い方のヒントが得られることもあるでしょう。
常に気を遣うことでストレスが溜まる
周りからよく思われたいがために、常に気を遣う状態が続いてしまうのが八方美人な人のデメリットだと言えます。誰かの機嫌を伺ったり調子を合わせたりするというのは、それだけ自分のメンタルが強くなければ出来ません。
特に八方美人な人の多くは、「嫌われたくない」「自分の立場を守りたい」という不安感や恐怖心から周りに合わせています。これは言い換えれば常に恐怖と隣り合わせの状態であり、気の抜けない状態だと言っても過言ではありません。
そんな状態で普段過ごし続けるというのは精神的に辛いことが多く、ストレスを感じることも決して少ないとは言えないでしょう。
他人に助けを求めることができない
深く人と付き合うことが少ない以上、誰かと信頼関係を築けるほど関わることが出来ていないのも事実。そのため、心から何か困ったことがあった時も八方美人な人は誰かに助けを求めることができない傾向にあります。
大半の人はある程度信頼関係が築けている人がいると、自分が困った時に真っ先に顔が浮かび、助けを求めようという考えに至るでしょう。しかし八方美人の人は、誰もが同じ距離感で接している相手でいるため、困った時に誰に助けを求めればいいのかわからないのです。
また、自分が頼ることで相手に迷惑をかけるかもしれないという不安感もあるため、たとえ頼りたい相手がいたとしても素直になることはできません。結果的に自分の人間関係の浅さ、そして不安感が邪魔をして、誰かに助けを求めることが出来ないのです。
自分の考えや気持ちがわからなくなる
他人に考えを合わせるあまり、自分の本当の考えや気持ちがわからなくなることも、八方美人な人にとって珍しいことではありません。特に、八方美人は多数の人の意見に合わせているため、常に様々な考えや価値観が自分の中に渦巻く状態になっていると言えます。
そのため、いざ自分の考えや気持ちを向き合おうと考えたところで、自分の中の数ある考えから、どれが自分の考えなのか見つけることが出来ないのです。
八方美人でいることに嫌気が差していたとしても、自分の意見が持てずに結局相手や周りに合わせてしまうというのも、本来の自分の考えや気持ちを見失っているからだと言えるでしょう。
疎外感を感じやすい
八方美人な人は誰に対してもある程度仲良く振る舞うことはできますが、そのある程度というラインを超えることはできません。ある程度のラインを超えれば、別の人や周りに合わせるのが難しくなってくるからです。
そのため、ある程度のラインを超えた付き合いをしている人たちと自分を比べ、疎外感を感じてしまうことも珍しくないでしょう。自分は踏み込めない人間関係の深い部分、つまり信頼の上に成り立っている関係に踏み込むことができず、疎外感を感じるのです。
孤立はしないが孤独は感じる、それが八方美人の大きなデメリットだと言えるでしょう。
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