そもそも八方美人が嫌われるのはなぜ?
なぜそこまで八方美人は嫌われるのでしょうか?相手の機嫌を窺い、空気を読み、合わせていける…それだけ聞くと好印象に繋がる振る舞いのように感じるため、八方美人が煙たがられる原因がイマイチよくわからないと感じる人もいるでしょう。
そこでこの項目では、どうして八方美人は嫌われるのか、考えられる大きな原因をいくつか解説していきます。
面白みがない
面白みがない、と八方美人に対して感じる人は少なくないでしょう。基本的に相手や周りに合わせるスタンスであるため、自分自身の価値観や意見、考えを持ってアピールすることはありません。そのため、面白みやその人らしさというものが八方美人と接していても感じられないのです。
人に興味を持ったり仲良くなったりする過程や方法は人それぞれ異なりますが、基本的に「この人と相性や価値観が合う」と思って仲良くしようと考える人がほとんどでしょう。つまり、その人らしさや個性に惹かれて興味を持つのです。
しかし八方美人は自分の個性よりも他人に合わせることを優先しているため、接していて興味がそそられるようなこともなく、むしろ個性がなくただ流されるだけの存在に思えてしまい、仲良くなろうという気にはなれないのでしょう。
嘘っぽく聞こえる
嘘っぽく聞こえるから嫌いという人も少なくありません。八方美人はその瞬間に目の前にいる人の話に合わせるため、目の前にいる人が変われば当然、八方美人の口から出る言葉や意見も変わってしまいます。
そんな様子を目にしたことがある人にとってみれば、八方美人から出る言葉の何を信用すれば良いのかわからないのは当然のことでしょう。
何を言っても相手や周りに合わせるための都合のいい言葉、つまりお世辞に聞こえてしまうのです。
本心が見えない
八方美人の言葉からは本心が見えないという人も多くいます。嘘っぽく感じる…という項目でも触れましたが、基本的に相手に合わせて意見を変えることが多いため、実際に八方美人の人が何を考えてどんな意見を持っているかが、全く見えてこないのです。
多くの人は少なからず相手の本心を感じて、信用しようという気持ちになります。逆に本心が見えない…つまり何を考えているかわからない人に対しては警戒してしまい、信用することはできません。いつ考えが変わるのか、裏切られるのかがわからないからです。
そんな後者の印象を八方美人は持たれていると言えます。人によって考えが変わるから本心が見えない、信用しても考えが変わって裏切られるかもしれない…そんな底しれぬ不安感や不快感を、八方美人に対して抱く人は少なくありません。
保身に走っているように見える
保身に走っているように見えると、八方美人に対して思う人は少なくないでしょう。とにかく「いい子ちゃん」でいたいという気持ちが透けて見えるため、周りの機嫌を窺うことに必死になっているそんな様子に、そことなく気持ち悪さを感じてしまうのかもしれません。
誰だって少なからず周りからは良い印象を持たれたいとは思うものでしょうが、自分の考えに反すること、特別仲が良い人や自分に良くしてくれる人を裏切ることはしたくない、と思う人がほとんどのはずです。
しかし八方美人の人は不特定多数の人から良く思われたいあまり、そういった考えが見えてきません。悪い人には見られたくない、皆から良いように思われたい…そう必死になるあまり周りが見えておらず、結果的に周りからは独りよがりに見られてしまうのでしょう。
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