歯並びが悪いことで体に及ぼす影響とは?
虫歯や歯周病の原因になる
歯と歯が重なってしまっているような状態の歯並びの悪さは、虫歯・歯周病の原因になりやすいと言われています。歯と歯が重なっていることで、その部分の手入れが行き届かず、歯垢が溜まり虫歯になりやすいからです。
歯垢はさまざまなトラブルを引き起こすため、歯垢が取り除きにくい歯並びは口中トラブルに悩まされやすいでしょう。虫歯・歯周病は口臭の原因にもなるので、要注意です。
発音が悪くなる
歯並びが悪く上下の歯のかみ合わせが悪くなっていると、発音が悪くなると言われています。かみ合わせが悪いことで発音しにくい音が生まれるためです。
歯に自信がない方の中には「自分は滑舌が悪いな」と自覚している方もいるでしょう。滑舌は舌や口周りのトレーニングで改善される可能性が高いですが、歯が原因の場合改善はなかなか難しいもの。
滑舌が悪いと思っている方は、もしかすると舌や口周りの筋肉が原因でなく、歯並びが原因になっている可能性があります。
他人の目が気になり心を病む
極端に歯並びが悪いと、歯を見られるのが恥ずかしくて口を大きく開けられない・人前で笑えないなど、人の目が気になるようになることがあります。場合によっては、歯が原因でいじめにあったりすることもあるでしょう。
このように他人の目が気になったり、いじめの原因になるなどして心を病む可能性もあるのです。
顎関節症の原因になる
顎関節症にはさまざまな原因があり、必ずしも歯並びが影響しているとは言い切れません。しかし、たくさんある原因がいくつか重なり合うことで顎関節症が起こるとされています。
なので、歯並びの悪さも顎関節症のひとつの要因となる可能性が十分にありますから、歯並びがいい人と比べると顎関節症になりやすいと言えるでしょう。
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