良い夢・見たい夢見る方法|夢の基礎知識
レム睡眠とノンレム睡眠がある
睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠の2つに分けることができます。人は就寝時にレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し、その間に夢を見ていると考えられるでしょう。
レム睡眠とは、寝ている間に脳が動いている状態のことを指します。レム睡眠時には夢を見やすくなるのがポイントです。また、寝ていても脳は動いているので、眼球が動くなどの身体的な変化も見られます。
ノンレム睡眠は、深い眠りに入っている状態のことです。脳が完全に休息状態に入っており、体の疲労回復も行われています。ノンレム睡眠をしっかり取ることによって、脳と体を休められると言えるでしょう。
人は誰でも1日3~5つの夢を見ている
起きた時に記憶に残っている夢が1つだけだったとしても、人は1日3〜5つの夢を見ていると言われています。複数の夢を見る理由として挙げられるのが、レム睡眠とノンレム睡眠が交互に繰り返されるということです。
人は、就寝に入ると深い眠りへと入り込みます。これがノンレム睡眠です。そして、しばらくすると徐々に眠りが浅くなって夢を見やすいレム睡眠へと入ります。就寝時にはノンレム睡眠→レム睡眠→ノンレム睡眠といった繰り返しが90分程度の周期で行われるのが特徴です。
そのため、就寝中に3〜5回はレム睡眠に入ることになります。夢の個数は、レム睡眠に入った回数に比例すると言えるでしょう。
夢を見ている時に記憶の整理を行なっている
人は、夢を見ている間に脳が活発に働き、記憶の整理を行なっていると言われています。脳と記憶のメカニズムは全て解明されているわけではありませんが、記憶を定着させるためにはレム睡眠は欠かせないものと言えるでしょう。
そして、記憶の整理が行われている時に見るのが夢です。無意識の中で見ている夢には、今までの記憶に関連したことが現れると言われています。一見すると現実には関係がないように思える夢も、どこかしらにつながりがあるはずです。
どこか懐かしい夢を見たりするのは、記憶の整理が行われているサイン。夢と記憶は、意外と深く繋がっていると考えられます。
夢は深層心理を表すことがある
夢は、記憶だけでなく深層心理とのつながりも深いと言われています。例えば不安な気持ちで就寝をした場合、不快に感じるような夢を見ることが多くなるはず。これは、深層心理と夢がつながっているからと言えるのではないでしょうか。
自分ことなのに、深層心理をきちんを把握できていない場合もあります。夢の中に現れたものは、普段は意識していない深層心理の現れかもしれません。自分のことをよく知るためにも、夢の内容をチェックしておくのがおすすめです。
悪い夢を見たときは「何か不安なことがあるんだ」と自覚して心配事の解消に乗り出すなど、夢をきっかけに普段の行動を見直してみるのも良いかもしれません。
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