共依存恋愛を続けたカップルの末路とは?
恋人の言いなりになってしまいました…
「嫌われたくないという思いで、彼女の言うことをすべて聞いていたら、最初の方の『見栄』をやめられなくなってしまいました。デートのときも全額自分が払い、しかも割と高級な店を指定されます。彼女は自分のことをお金持ちだと思っていますが、実はそうでもないんです。
好かれたい一心で見栄を張って、今でもそれがやめられず、別れたくもないから必死で続けています。本当はとても無理をしていることを言ったら、別れようって言われそうで怖いです」(28歳/男性/大学事務員)
共依存恋愛が終わったショックで仕事を辞めました
「学生時代からの付き合い方を変えることができず、社会人になっても頻繁に会って、私にはこの人しかいないと思った男性がいました。その人のためにと思って仕事も頑張れたときもあったんですけど、ちょっと連絡の頻度が少なくなると不安になって仕事が手につかなくなったり。
急に別れようと言われたとき、もう全てに絶望してしまって、仕事に行く意味すらわからなくなって、結局仕事を辞めてしまいました。それから立ち直るまで時間がかかって、なかなか次の仕事を始められませんでした」(26歳/女性/派遣社員)
一人で行動ができなくて…
「自分は絶対にお金持ちになりたい!という夢があって、稼げる方法をいつも探してたんです。彼女がすごくネット関係に強い人だったし、そういう仕事をしていたから、協力してもらおうと思っていました。自分のことをものすごく好いてくれてるのわかっていたし。
ほとんどの時間を一緒に過ごし、自分の野望をたくさん伝えて、応援もしてもらいました。けど、手伝ってくれるわけではありませんでした。自分のために時間を割いてくれないなんて愛じゃないと思い、すごくショックでした。
それとこれとは違うって言われたけど、自分のために尽くせないって酷くないですか?結局、別れてしまって、その彼女がいないと一人で何かを始めることもできず、応援してくれてた拠り所も失って、精神的にも落ち込んで何もできません」(29歳/男性/販売員)
一気に冷めました
「自分も相手も、同じように共依存恋愛をしていた自覚はありました。けれど、自分が転職し、どんどん気持ちが離れていきました。そもそも、こんなんじゃダメだって思ってたし。
それでも、向こうは気持ちが変わるわけではないし、私は彼氏の雰囲気に合わせ続けていました。彼の誕生日が近づいてきたとき、どこに行くか予定を組もうとして、当日は仕事でどうしても合わせられないことを伝えると、一週間くらい連絡を無視されました。
いい歳した男が何?って思い、なんだか一気に冷めて、結局誕生日前に別れました」(30歳/女性/メディア関係)
趣味がなくなって、毎日しんどいです
「今の彼女と付き合い始めて、恋愛ってこんなに幸せなんだ!と思うことが多かったです。けど、どんどん付き合っていくうちに、彼女が一緒にいないとしんどい気持ちが増えていって、会えない時間がとにかく嫌になりました。
だから会う時間が増えていったんですけど、それまで趣味だったアウトドアに出かけなくなり、彼女と一緒に家で過ごすばかり。何をするでもないんですけど、ただ一緒にテレビを見るとかで安心してしまうので。
彼女と会えない時間はLINEばかり気にしてます。趣味の道具も全て売り、デートの資金にしました。彼女がいなくなったとき、自分はどうなってしまうのかわかりません」(27歳/男性/販売員)
共依存恋愛は身を滅ぼす可能性が高い
共依存恋愛の怖さをわかっていただけたでしょうか。今、共依存恋愛をしている自覚のある人は、思い当たる節があったはずです。
成れの果てをイメージしたとき、幸せな未来を思い描けたでしょうか。今、満たされなくてしんどいと思っているのに、もっとずっと一緒にいればいつか幸せになれると思えるでしょうか。
幸せになりたいのなら、どちらかが共依存恋愛を抜ける勇気を持たなければいけません。最初は寂しい思いが強くなるかもしれませんが、価値観を変えることができれば、気楽に過ごせる生活が待っているはずです。
共依存恋愛を抜け出して、健康的な精神を保てるように心がけましょう。
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