共依存恋愛カップルの特徴
共依存恋愛のカップルに見られる特徴をあげてみましょう。
共依存恋愛|2人の世界に閉じこもる
共依存恋愛になってしまっているカップルは、二人だけの世界観を持っていることがあります。自分と、相手だけの世界です。
たとえば、友情でもこのような状態になることはありませんか。この人だから伝わる話、この人だから感じ取れる雰囲気、二人だけの共通意識…など。仲がたいへん良いとも言えますが、恋愛関係だとやや危険なのです。
恋愛は友情と違い、閉鎖的な面があります。性的な行為もしかり、クローズドな関係であることが多いですよね。
なので、喧嘩や不一致が起きたとき、二人だけの世界観で解決しようとします。「二人の問題だから、ほかの人の意見なんて関係ない」「どんなアドバイスをもらおうと、恋人のことをわかっているのは自分だから、受け入れない」など、状況の客観視ができなくなるのです。
このような状況から、共依存恋愛のつらさが見えてくると思います。
共依存恋愛|お互いを束縛しあう
一緒に居る時間が長いことは、共依存恋愛の特徴です。一緒に居る時間が長ければ、自分の知らないところでの恋人の行動が制限されますから、安心するのでしょう。
実は、これも立派な束縛と呼べるのです。束縛と言うと「ほかの女(男)と会わないで」のような文言をイメージしますよね。けれど、束縛とは、時間にも当てはまる表現です。逆に言えば、ほかの人と会って欲しくないからこそ、時間の共有を増やしているわけですから、束縛感情からの行動でしょう。
自分自身の時間も相手に差し出し、また相手の時間ももらっているので、お互い束縛されている関係。そうしないと安心できない心理こそが、共依存の恋愛関係の特徴なのです。
共依存恋愛|グループデートをしない
二人だけの時間、二人だけの世界にはまっていくことが好きなカップルなので、他者は必要ありません。ダブルデートのような、大勢での行動をしないことが多いでしょう。
共依存恋愛でないカップルは、ほかの人も含めての飲み会やレジャーを楽しむ様子も見られます。しかし、共依存恋愛のカップルは、クローズドな関係ですので、ほかの人に仲の良さを見せつけることも望んでいませんし、関係への助言や介入を嫌がることすらあります。
こうすることで、どんどん世界が狭くなっていくでしょう。
共依存恋愛|連絡の頻度が高い
連絡の頻度の高さも、共依存恋愛によく見られる特徴です。これは、時間や感情の束縛とつながります。
LINEなど手軽なツールだとしても、多少なりとも連絡をとっている時間を消費しますよね。また、連絡の頻度が高いと「今仕事が終わった」「今起きた」など、生活のリズムを完全に把握できてしまうでしょう。今どこで何をしているかが常にはっきりと知れるのは、恋人のすべてに執着しているからではないでしょうか。
おのずと自由がなくなり、恋人に連絡することが義務化し、行動の制限が増えていきます。共依存恋愛のカップルは、生活しやすい適度な距離を保つことができないのです。
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