怒らない人の心理とは?
ということで、次は怒らない人の心理を見ていきましょう。
そもそも怒るような事がない
怒らない人の中で、もっとも正確な意味で「怒らない」のはこのタイプと言えるでしょう。そもそも怒るようなことがない、普通の人が怒るようなことでも怒りを感じないから怒らないタイプです。
これは比較的先天的な性格の影響が大きいパターンと言えます。人が怒るようなことでも、それほど感情をかき乱されない、穏やかな性格をしているのです。
すぐにカリカリしてしまう人にとっては、羨ましい存在ですよね。怒りは必死に我慢しようとしてもなかなか我慢できないものですから、初めから怒りを感じないのは恵まれた性格と言えます。
怒るのがめんどくさい
怒るのが面倒くさいから怒らないという人も多いです。これは職場で多く見られる怒りへの対処法ですね。
先ほども触れましたが、怒るというのはエネルギーを使います。他にもやらなければならないのに、わざわざ怒るのなんてエネルギーの無駄と言えるでしょう。そのため、怒りの感情が湧いてきても、他のやらなければならないことを思い浮かべると、どうでもよくなるのです。
ただ、この場合は最初から怒りを感じていないわけではないため、完全に怒らない人とは言えません。その場では波風を立てないようにしていても、人がいないところで密かに怒りを発散しているケースもあります。
人に興味がない
たとえば、テレビでスポーツの応援をしている場面を思い浮かべてみましょう。もし、自分の応援しているチームが負けてしまったらどうでしょうか。悔しい気持ちになりますよね。
しかし、そのスポーツやチームに興味がない人が同じ番組を見ても、なんとも感じません。最初から興味がないと、嬉しさも悔しさも感じないのです。
これと同じで、そもそも他人に興味がない人は、他人に怒りを感じることが少なくなります。自分は自分、人は人という風に割り切れているわけですね。
心理的に余裕がある
怒りというのは、一定のレベルを超えると爆発する傾向があります。一つの原因では怒らなくても、腹立たしいことが重なって一線を超えたときに怒ってしまうのです。
逆に言えば、腹が立っても怒りへの境界線を超えないように余裕を維持できれば、怒らない人になれるということですよね。ストレス発散やリラックスの方法を知っていて、常に心理的に余裕を確保できているからこその怒らない人というのもいるのです。
怒らないのではなく怒れない
怒らない人の中には、怒り方がわからない人もいます。普段から怒っている人にとっては考えにくいことでしょうが、怒りの表現が下手な人はいるのです。
たとえば、腹が立ってもその怒りを表す言葉が口から出てこないという人がいます。確かに、怒ったときに限らず、普段使わない言葉はパッと口から出てこないですよね。そのため、感情としては怒っているのに、結果的に怒らない人になってしまうのです。
このパターンでは、周りから見れば優しくて温厚な人に見えますが、本人は非常に強い怒りを抱えていることがあります。そんな人が一度怒りを表すことに慣れてしまうと、大変なことになるかもしれませんね。
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