自分が嫌いな人の心理と性格的特徴を解説！原因や克服する方法は？

次に、自分が嫌いな人の性格や特徴についてチェックしていきましょう。自分が嫌いになる人には、共通する性格・特徴があると言われています。自分が嫌いな人は当てはまることがないか確認してみてください。

自信がない

自分が嫌いな人は、自信がないことが多いです。自分に自信が持てないからこそ、嫌いになると言えます。「何をやってもダメだ」「どうせ周りから嫌われる」といったようにネガティブな気持ちを持ち続けている状態なのでしょう。

自分に自信がないと、うまくいくこともうまくいかなくなります。最初から悪いイメージを抱いているので、失敗を引き寄せやすいからです。こうして失敗体験が積み重なると、どんどん自分が嫌いになってしまうでしょう。

自分を好きになるためには、この負のループから抜け出せなければなりません。ネガティブな気持ちを捨て去り、負のループから抜け出せれば自分に自信を持てるようになります。

人と比べてしまう

「あの人と比べて自分は何もできない」「あの人は容姿端麗なのに、自分は全然ダメだ」など、人と比べることが多いのも自分が嫌いな人の性格的な特徴です。他人と比べることで自分の悪いところを探し、自己嫌悪へと陥っていきます。

しかし、人と比べてばかりでは自分の魅力に気づくことはできません。悪いところばかり目について、自分を好きになれなくなります。人と比べるとしても、悪いところばかり粗探しするのはやめた方が良いでしょう。

また、人と比べていると卑屈になりがちです。「○○さんはいつも素敵で良いよね。それに比べて私は…」といったように自虐的な発言が多くなると、相手も嫌な気持ちになってしまいます。

我慢しがち

自分が嫌いだと意見を言えず、我慢をすることが多くなります。自分の意見に自信を持つことができないので、「主張をしても無駄だ」という考えが先立ってしまうのです。こうして我慢しているうちにストレスが溜まり、「何も言えない自分が嫌いだ」と思うようになります。

その場の雰囲気に合わせて我慢をすることは大切ですが、我慢しすぎるのは良くありません。時には自分の意見を主張しなければならないことがあります。我慢ばかりしていては、周囲からも「何もを考えているのかわからない」と思われてしまうでしょう。

場の空気を読みすぎて我慢することで、「あの人は主張ができない人だ」と信頼を失ってしまうこともあるので注意が必要です。

自身の理想が高い

「自分はあの高みまで行くことができる」といったように、自身の理想が高い場合も自分が嫌いになりがちです。理想が高いと失敗する確率が高くなり、「どうして思ったように物事を勧められないんだ」と自分が嫌いになります。

理想を持つときは、それが自分に見合っているのか考えることが大切です。闇雲に高い理想だけを掲げていても、失敗した場合のダメージが大きくなるだけと考えられます。自分はどの程度のレベルにいるのか、きちんと把握できれば高い理想を掲げることはなくなるでしょう。

しかし、自分が嫌いな人はそのことに気づけません。高い理想ばかりを追い求めて、自己嫌悪を強めていってしまいます。