そもそも「理屈っぽい」とは?
そこでまずは、「理屈っぽい」とはどういう意味なのかをご説明します。
「理屈っぽい」の意味
そもそも「理屈」という言葉には、2つの意味があります。
1つ目は「物事の筋道」という意味で、「理屈に合わない話」なら、「物事の筋道が通らない話」と解釈するといった具合です。
2つ目の意味が「こじつけの理由。現実を無視した条理。また、それを言い張ること」で、「理屈をこねる」といった使い方をします。
この2つの意味を合わせて考えると、「理屈っぽい」とは「筋が通っていないことを許せず、あやふやなことや間違いについて指摘せずにはいられない状態」となるでしょう。
理屈っぽい人が煙たがられる理由は、「理屈っぽい」の意味を知ると納得できますね。
「論理的」との違い
「論理的」とは、「きちんと筋道立てて考える様子のこと」です。そのため「筋道を立てる」という点において「理屈っぽい」と「論理的」は共通しているものの、両者には決定的な違いがあります。それは「誰から見て筋道が立っているか」です。
「論理的」の場合、聞く人や読む人といった第三者にとって、客観的に筋道が立っていることを指します。
一方の「理屈っぽい」は、単に自己満足として筋道が立っている状態です。語っている本人にとって都合のいい話になっており、聞く人や読む人からすると、筋道が立っているとは思えません。
「理屈っぽい」話には客観性がなく、第三者が信用できないと感じるところが「論理的」との大きな違いです。
出典:PRESIDENT Online『「論理的」と「理屈っぽい」にある決定的な違い』(2019年9月)
https://president.jp/articles/-/29762?page=1
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!