妊娠中のセックス・自慰の注意点|前編
妊娠中はセックスや自慰をしても良い場合も多いですが、そんな時でも次のような注意すべきことを頭に入れておきましょう。
激しいセックスは禁止
どんなに体調が優れていても、妊娠中は激しいセックスはやめましょう。特に、妊娠中期から後期はお腹も張りやすくなってきます。激しいセックスをすることで体調に変化をきたす恐れもあるため、ゆっくりしたセックスを心がけましょう。
また、ゆっくりしたセックスでも、異常を感じる場合にはすぐに行為を中断してください。いくら安全と医師から言われていても、人によっては些細な振動がトラブルの引き金となることも。安全に赤ちゃんを産みたいなら、自分の体の変化に敏感になりましょう。
ただし、安全なセックスをするためと気を張りつめていると、それだけで疲労を感じます。そのため、悪いことを考えすぎずリラックスすることも忘れてはいけませんよ。
行為に没頭して異変を見逃さないように
セックスや自慰をするとき、行為に没頭して異変を見逃さないように気を付けましょう。特に妊娠中期から後期はお腹の大きさが目に見えて大きくなってきますし、張りやすくなってきます。些細な圧迫や刺激でトラブルに発展する恐れもあるので、少しの異変も見逃さないよう、体の変化に敏感になりましょう。
また、後期は出産に向けて子宮口が柔らかくなってくるといわれています。これによって出血しやすくなり、女性の不安をよりかき立てることになるでしょう。そのため、体調が安定していても油断してはいけないのです。
人によっては妊娠後期であっても性欲を感じるでしょう。しかし、だからといって性欲に従うばかりにならないよう自制も必要ですよ。
おもちゃの挿入は控える
妊娠前は、アダルトグッズなどのおもちゃを使ったセックスやオナニーをしていた人も多いでしょう。しかし、こうしたおもちゃは体に少なからず負担をかけるものです。使うことによってトラブルを引き起こす恐れがあるので、なるべく挿入は控えましょう。
また、アダルトグッズの保管状況が不衛生だと、感染症を引き起こす恐れがあります。些細な不注意から感染症にかかってしまう恐れもあり、妊娠や出産に大きな問題をきたす恐れも。安全を願うなら、使用は控えるようにしましょう。
妊娠中でもセックスやオナニーをしてもいいといっても、その方法には気を配る必要があります。自分だけの体ではないからこそ、安全な方法で性欲を発散しましょう。
出血がある時はやめる
妊娠初期であっても後期であっても、何らかのトラブルで出血することがあります。セックスやオナニー前にどんなに体調が優れていても、行為によって出血を引き起こす恐れもあるので、問題を感じた時にはすぐに中断しましょう。
また、出血が続いている時は、無理にセックスやオナニーをすべきではありません。問題やトラブルが収まってからの方が安全ですし、さらなるトラブルを招かずに済みます。自分の体の変化に敏感になっておくことで、安全にできる日を見極められるでしょう。
他にも、出血がある時や心配な時には夫への相談も必要です。夫婦で体の変化に敏感になっておくことで、セックスレスやトラブルを未然に防げますよ。
お腹の張りがあるならやめる
妊娠中期から後期にかけてお腹が張りやすくなります。ゆっくりとした動作でセックスやオナニーをしていても、刺激によってお腹が張ることがあります。強い張りや痛みを感じる場合は、すぐに行為を中断しましょう。
他にも、お腹の張りを感じているのに無理してセックスやオナニーをしてはいけません。「少しならいいかも…」という油断が大きなトラブルを招く可能性もあるので、楽観視しすぎないようにしましょう。
また、セックス中にお腹の張り以外のトラブルがあった場合も同じです。少しでも「おかしい」「痛いかも」と感じるなら、すぐにやめた方がいいでしょう。
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