「女性の一人旅」に関する専門家の意見やアドバイス
一人旅初心者の行き先の決め方
「行ってみたい」という場所がないけれど、とにかく一人で旅に出たい、でも行き先が決められないという方は多いのではないでしょうか。『できるだけがんばらないひとりたび』(田村美葉)には、以下のような記述があります。
「特に行きたい場所もなく、『とにかく旅に出たい』という場合は、とりあえず天気の良いところへ行くのもオススメです。天気が良い場所なら気分も明るくなりますし、気軽な格好でも体調を崩しにくいものです。気分が明るいこと、体調が良いことは、旅を楽しむためのアドバンテージです。たとえば、その土地の雨季などにあたる閑散期のほうが、ホテルや飛行機が安くなったり、混雑していないというメリットもあるのですが、その土地の魅力が最大限に発揮される『旬のシーズン』には、それを上回るメリットがあると思います。」
天気が悪いと、それだけでテンションが下がってしまいます。天気の良さがもたらすメリットは、旅の煩わしさから逃れられるということだけではないようです。見落としがちですが、元気でいないと、旅は楽しめません。それを踏まえて行き先を選ぶこともまた、重要なのかもしれません。
一人旅で海外まで行きたい
非現実を味わいたい時、「いっそ海外まで行ってみたい」という気持ちになることもあるでしょう。一人で海外に行くのはハードルが高いかもしれませんが、『サクっと海外、女ひとり旅』(Marie)には、以下のような記述があります。
「ある程度長い期間をかけて、のんびりと旅をするのが私のスタイル。中でもポイントは、・ラウンジ ・機内 ・ホテル ・街歩き ある程度はファッショナブル&ラグジュアリー感を楽しみたいので、お金をかけるところはかけ、節約できるところは節約します。例えば、飛行機をビジネスクラスにしたら、滞在先はB&Bや民泊にして調整します。女性のひとり旅ですから、何より安全面がいちばん大切。できる限り気を使うようにしています。」
国内旅行と海外旅行では、やはり気を付けるポイントは少しずつ違うもの。お金をかけるところ、節約するところも違ってくるようです。そういうポイントをしっかり意識するといいでしょう。
ワンランク上の一人旅にチャレンジ
パックツアーに参加したり、行ったことがある土地へ一人旅したりするのではなく、もう少しランクアップした一人旅をしたいという人もいるのではないでしょうか。『バックパッカー女一人旅 台湾ぐるりほぼ一周の旅』(Ai Nishino/ AiWorld Explore)には、以下のような体験談が紹介されています。
「新年と言えど、バックパッカーにとってはあんまり関係がない。というか、国民の休日が重なって私たちみたいな人間にとっては大変だ。今回私は若干大変な目に合ってしまった。電車に乗れない。ホステルも予約してあるのに、電車の席がない!朝起きて、何気なくここのホステルの女の子と話していて、『何時の電車なの?』と聞かれ、『予約してないから、適当な時間に行くよ。』というと、『え?まじで?長期休暇だから、電車乗れないと思うよ。』とのご返答。電車に乗れないとかありえるの?オンラインで予約ができるみたいで、助けてもらいながら今日の空きがあるか調べる。ない。3本高雄行きがあるけど、どれもいっぱいで乗れない。仕方ないからすぐに諦めて、ここでもう1泊することにした。次のホステルにも電話で連絡して、これで元旦ハプニングは何とかなったけども。まさか移動ができなくなるなんて、予想もしていなかった。」
バックパックで一人旅をするのは、国内でも大変そうですが、海外になると予想だにしないハプニングも起きるようです。それすらも楽しめる度胸で臨みましょう。
<参考文献>
『できるだけがんばらないひとりたび』(田村美葉)
『サクっと海外、女ひとり旅』(Marie)
『バックパッカー女一人旅 台湾ぐるりほぼ一周の旅』(Ai Nishino/ AiWorld Explore)
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!