コミュニケーション能力が低い原因って?
根本的な原因がわからないと具体的な対処法や改善法を試すことも難しいため、コミュニケーション能力の低さをどうにかしたいと望むのならば、原因に注目していくことをおすすめします。
そもそもなぜコミュニケーション能力が低くなってしまったのか、何が原因で人と意思疎通を図るのが困難なのか、早速その原因を追求していきましょう。
警戒心が強い
人一倍警戒心が強いと、コミュニケーション能力は低くなりがちです。誰に対しても警戒心を持ってしまえば、相手のことを考えた振る舞いよりも自分の考えや気持ちを優先させてしまい、意思疎通を図るのが難しくなるのです。
特に警戒心が強い人の場合は、相手の言うことや考えていることをなかなか信用することができません。すぐに相手を疑う傾向にもあるため、スムーズに意思疎通が図れず、結果的に理不尽に疑われた相手や周りには不快感だけが残ることになります。
世の中には悪意を持って接してくる人もいますが、全てがそうとは限りません。必要以上の警戒心は相手と自分との間に壁を作り、分かり合う機会を奪ってしまう存在となるのです。
人に否定された過去がある
過去に人から自分の考えや存在を否定されたことがあると、コミュニケーション能力が低くなることがあります。否定されてショックを受けてしまうと自己肯定感が消え、人に不信感を抱くようになり、相手や周りのことを考えて接する余裕が失われてしまいます。
コミュニケーション能力が低い人の中には、好きで自分のことばかり考えているわけではないという人も多いはずです。他人のことや周りのことを考えたいのに、自分のことを考えるのに必死でその余裕がない、と悩んでいる人は少なくないでしょう。
自分のことばかり必死に考えてしまえば、当然自分本位になったり、自分を基準にして物事を考えたり、ネガティブ思考になったりするものです。捻くれた考え方や接し方をしてしまうのも、他人と関わることを恐れ、再び傷つけられないようにしたいという気持ちがあるからでしょう。
プライドが高い
人一倍プライドが高いから、コミュニケーション能力が低くなっているケースもあります。特に自分語りをよくしてしまう、人を見下してしまうなどの特徴を持つ人は、プライドが人一倍高いからこそ、そういった振る舞いをしてしまうと考えられるでしょう。
プライドが高いと、誰よりも目立ちたい、認められたいという承認欲求が強くなりがちで、それゆえに自分勝手な行動や振る舞いをしてしまいます。自分を基準にして物事を考えたり思い込みが激しかったりもするため、他人や周りと上手く噛み合わないことも珍しくないでしょう。
どこかで素直になったり、プライドに折り合いをつけたりしない限りは、このままプライドだけが高くなり、それと比例してコミュニケーション能力もどんどん低下していくことになります。
甘やかされて育った
幼少期から甘やかされて育った人の場合、コミュニケーション能力が上手く培われなかった可能性があります。甘やかされて育つと、自分が世界の中心になったかのような気持ちや自信が生まれてしまうため、自分本位な性格になりやすいのです。
自分本位な性格の人は、自分の都合や欲求ばかりを優先させることが多いため、周りと上手く意思疎通を図ることができません。幼少期から自分の都合や欲求を優先して生きることを許されてきたので、思い通りにならない世界にイライラしてしまうのです。
そんなイライラはさらに周りに不快感を与え、余計にギクシャクした状況が生まれてしまいます。自分ファーストの世界が当たり前ではないと理解できない限り、コミュニケーション能力が向上することは期待できないでしょう。
人と関わった経験が少ない
単純に人と関わった経験が少ないから、コミュニケーション能力が低くなっている可能性も考えられます。何事も最初から上手くこなせる人はそうおらず、何度も経験を重ねていく上でコツを掴み、上手くこなせるようになっていくのです。
コミュニケーションにも同じことが言えて、人と関わった経験が多い人はそれだけコミュニケーション能力が培われやすく、逆に経験が少ないと「人との接し方がわからない」「相手を気遣う方法がわからない」といった状態になりやすいと言えます。
特に自宅に引きこもり、人と関わることがあまりない仕事をしていたり、過去に何らかのトラブルがあって人と接するのが怖かったりすると、いざ人と関わった時に、経験の少なさがコミュニケーション能力の低さとして目立ってしまいやすいのでしょう。
視野が狭い
多くのコミュニケーション能力が低い人は、視野が狭いと言えます。常に自分やその近くのことしか見ておらず、周りを見渡そうとはしていません。何かをするにしても、「これをこうしたらこうなるかもしれない」といった想像ができないことがほとんどでしょう。
視野が狭く想像力がないと、行きあたりばったりの状態が続くことになります。想像力の欠如はリスク管理ができないことにも繋がるため、視野の狭さも手伝って、人とコミュニケーションが取れないどころか、揉め事などのトラブルを引き起こすことに繋がりやすいのです。
日頃から視野を広く持ち、自分の周りだけでなく全体を見渡したり、少し先の未来をイメージしてみたりして、その上で「もしこうなったら…」といった想像力を働かせていけば、自然とコミュニケーション能力は向上していくでしょう。
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