プラトニック不倫の定義とは?
近年このプラトニック不倫というものが、既婚者の間で増えているそうなのです。「不倫」というワードが入っていますが、一般的な不倫とどう違うのでしょうか。
この記事では、プラトニック不倫の基本的な知識や、プラトニック不倫についての男女の意見などをご紹介します。実際にプラトニック不倫を体験した人の意見なども登場しますので、最後まで読んでみてください。
まずは早速、プラトニック不倫とはどういうものなのか、基本的な意味から押さえていきましょう。
まずは「プラトニック」の意味から
プラトニックは、英語で「純粋に精神的で清らかな様」を意味しています。
「プラトニックラブ」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、これは肉体関係がなく、精神的、つまり心の繋がりを強く意識する恋愛のことです。
日本では、もともと結婚するまでは肉体関係を持たず、純潔を保つべきだという思想が一般的でした。まさにこのプラトニックラブが理想の恋愛として掲げられていた時代があったのでしょう。
しかし、現代では結婚まで処女を貫くといった風習は古くなり、プラトニックラブという言葉はリアリティを失いつつあります。
このプラトニックな関係が、不倫恋愛で注目されているというのです。
肉体関係やそれに準ずる行為が一切ない
前述した通り、プラトニックは肉体関係を持たない清い関係を指しており、プラトニック不倫とは、肉体関係を伴わない不倫関係のことを意味します。
しかも、セックスだけではなく、キスや手を繋ぐといった行為も一切行わない、まさにプラトニックという言葉がふさわしい不倫関係と言えるかもしれません。
「セックスによる体の関係ではなく、純粋に心の繋がりを重視した不倫関係」と言われても、不倫の時点で不純な関係じゃないか!と思う人もいるかもしれません。
しかし、プラトニック不倫をしている二人にとって、肉体関係が有るか無いかはとても重要な要素となってくるようです。
お互いに恋愛感情を持っている
不倫しているカップルの中には、恋愛感情が伴わない体だけの関係を楽しんでいる人たちもいます。
ひたすら自分達の性欲を満たすための関係なので、会う場所ももっぱらホテルや互いの自宅などが多いです。
それに引き換え、プラトニック不倫をしている二人には甘酸っぱい恋愛感情がしっかり存在しています。肉体関係がないせいか、夜ではなく昼の時間帯にレストランや公園などのデートスポットで会うカップルが多く、まさに学生時代に味わった恋愛を楽しむための関係と言えるでしょう。
一般的な不倫の定義
プラトニック不倫は、一般的に不倫と呼ばれるものと少し異なった性質を持っているようです。
そもそも、法律で定義されている不倫(不貞行為)とは、「婚姻、婚約、内縁関係にある人が、パートナー以外の異性と性交渉をすること」です。つまり不貞行為は肉体関係のことを指しているので、厳密に言うと、プラトニック不倫は法で定められた不倫には当てはまりません。
しかし、世間では、配偶者がいるにもかかわらず他の異性に恋愛感情を抱いている時点で立派な不倫だ、という意見も多くあります。
また、プラトニック不倫をされた側からすれば、パートナーが自分以外の異性の虜になっているという事実がある以上、肉体関係がないからといって許される行為ではないのかもしれませんね。
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