怒れない人のデメリットは?
そんな怒れない人のデメリットとは何なのか、さっそくご覧ください。
周りから都合良く扱われやすい
怒れない人が避けて通れないデメリットに、周りから都合良く扱われやすくなることです。
例えば、本来なら自分が残業してやらなければならないのに、「あの人は何を言われても怒れないから、引き受けてくれるだろう」と仕事を押し付けようとします。実際、怒れない人は「それはあなたの仕事では?」と思っても言えないため、つい引き受けてしまうでしょう。
「怒らない人」はいつ爆発するか分からない危険性がありますが、「怒れない人」の場合は、「大丈夫、大丈夫。あの人は怒れない性分だから」となり、あれこれと用事を押し付けられることになります。
結局、人の仕事までやらなければならなくなり、かなりのデメリットです。
本心が相手に伝わらない
怒りたいけれど、どうしても怒りの感情を飲み込んでしまうという行動は、怒れない人によく見られます。怒れない人にとっては、相手に怒りの感情をぶつけるよりも、我慢する方がまだましだと感じるからです。
けれど、いつも怒れないまま感情を閉じ込めていると、相手に本心が伝わりません。そのため、相手から勝手に「あの人は怒れない人」と決めつけられてしまいます。
本心が相手に伝わらないと都合よく使われる場合と同様、周囲の要望を押し付けられがちです。また、意見のない人のように思われることもあり、デメリットは大きいと言わざるを得ません。
周囲の人と良好な人間関係を構築できない
人との付き合いをするにあたって、怒りという感情はできれば封鎖したいですよね。お互いに気を遣い合い、相手を尊重し合えるのが理想です。
けれど、人の考えや性格はまさに千差万別で、中には「自分だけが良ければいい」という人や「自分だけ得しよう」と思って動く人がいます。こうした人に対してきちんと怒れないと、周囲の人と良好な関係を構築できません。
むしろ、自己中心的な人は都合よく使える存在を探していますので、周囲に「人を利用して楽をしよう」と考える人が集まりやすくなります。こうした人間関係は健全とは言えず、デメリットでしかありません。
チャンスを逃してしまう
「思い切り怒鳴り合い、言いたいことを言いあったら、無二の親友になれた」という話はよく耳にしますよね。これは、お互い腹を割って言いたいことを言いあったら、隠すことがなくなってスッキリとした心理になるからです。
「相手の方が立場が上だから」と怒れないでいると、上司から「気骨がない」と思われてしまいます。仕事にしろ何にしろ、チャンスは人からやってくることが多いので、人と繋がるチャンスを逃してしまう可能性が大です。
怒れない性分だと諦めていたら、周囲からも「この人はダメだ」と諦められるでしょう。当然、チャンスも逃すことになり、デメリットは大きいと言えます。
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