怒れない人の性格・心理とは?
ここでは、怒れない人の性格や心理を紐解いていきましょう。
相手を傷付けたくない
人は怒られた相手に対しては、本能的に嫌悪感を感じてしまいます。たとえ自分が悪いとわかっていても、怒られるといい気がしないからです。
怒れない人は、怒ることによって相手を傷つけたくないという心理が働きます。ただし、この「相手を傷つけたくない」という心理には、「自分も傷つきたくない」という気持ちが含まれているといっていいでしょう。
怒れない人にとって、怒ることは大きなストレスです。怒ることによって相手が傷つけば、その様子を見て自分自身も傷ついてしまいます。
そのため、相手も自分も傷つかずに済むのならという心理から、怒れない人になってしまうというわけです。
自分に自信がない
人に怒れない人の中には、自分に自信がないという心理から怒れない人もいます。
人に対して怒るには、怒るだけの正当な理由が必要ですよね。間違いを指摘するにしても、態度の悪さを注意するにしても、相手を納得させるための根拠が求められます。
例えば、「あなたはいつも間違いばかりして!」と怒っても、相手から「いつもっていつの話ですか?どんな間違いをしました?!」と反撃されると、自分に自信がない人は言い返すことができません。
相手が実際にいつもミスをする人だったり、場の雰囲気を悪くするのが事実であっても、相手に言い返されると自信が揺らいでしまい、怒れない人になってしまいます。
怒っても無駄だと考えている
世の中には、いくら口を酸っぱくして注意しても一向に直らない人もいますよね。何度注意されても遅刻してくる人や、ミスをした時に真っ先に言い訳をする人などです。
怒れない人は、何を言っても聞き入れない人に対して「どうせ怒ったって聞き入れないんだから、怒っても無駄だ」と考えてしまいます。いわゆる諦めの心境です。
けれど、こうした態度を注意しなければならない立場にいる場合に怒れないと、「あの人はどうせ怒らないから大丈夫」となめられてしまう原因に。怒っても無駄な人は存在するものの、怒れない人のすぐに諦めてしまう性格には問題があると言えますね。
自己主張が苦手
自己主張が苦手な性格の人は、怒れない人になりやすいでしょう。自己主張をするには、堂々と物申す勇気が求められます。また、いったん口にした以上、自分の考えを押し通す覚悟も必要ですよね。
怒れない人にとっては、「怒って自己主張したら、周囲がどう思うだろうか」という点が気になります。怒るのはワガママだと思われるのではないかとか、怒ったために迷惑をかけるのではないかということの方が気になり、結局は怒れなくなってしまうのです。
他人にどう思われるかが気になる怒れない人は、怒りを含めた感情の自己主張が出来ない性格の持ち主でもあります。
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