はっきり別れを言わない彼氏の心理
出来れば自然消滅したいので…
「もう関係は冷めているけど、わざわざ別れ話をするのも面倒で…。自然消滅できれば良いなと思って、連絡を徐々に減らすようにしていました。結局、はっきりとした別れの言葉は言わなかったですね」(25歳/男性/総務)
はっきりと別れを言わない彼氏の中には、自然消滅を狙っている人もいます。お互いに向き合うことなく関係が消滅していけば、別れ話や修羅場を体験しなくても良いので、「なるべく自然消滅したい」と考えている男性は少なくありません。
しかし、はっきりとした別れもなく自然消滅すると心にわだかまりが残ることがあります。彼氏が別れを言わないことで、彼女の中にはモヤモヤが残るはずです。
冷めたけど次が見つかるまでの繋ぎにしたい
「もう彼女に対する気持ちは冷めたけど、彼女がいない期間があるのは寂しいから別れを言わないでおいています。彼女には悪いけど、次の女性が見つかるまでの繋ぎという感じですね」(23歳/男性/フリーター)
関係はすでに冷め切っているのに別れを言わないのは、次が見つかるまでの繋ぎになっている可能性もあります。「彼女がいない期間があるのはかっこ悪い」「誰かと付き合っている状態を続けたい」と考えているから、はっきりと別れを言わないのです。
こうした彼氏の考え方は、とても自己中心的だと言えます。繋ぎになっている彼女は中途半端な関係のまま、彼氏との関係に悩むようになるのでしょう。
別れを告げるのが可哀想
「彼女とはもう8年以上の仲で、恋人というよりも家族という感じになっています。もう恋愛感情は冷めているのですが、長い年月一緒にいた愛着は残っていて…。別れを告げるのが可哀想で、なかなかはっきり言えません」(26歳/男性/システムエンジニア)
彼女との付き合いが長いと、恋愛感情が冷めたとしても家族のような愛情を感じることがあります。恋人としては見られなくても、大切な人であることには変わりないので「別れをはっきり告げることで傷つけたくない」という心理になるのでしょう。
しかし、同情だけで付き合いを続けてもお互いのためになりません。恋愛感情がないなら、どこかのタイミングではっきりと言うことも大切ではないでしょうか。
束縛が激しくて別れを告げたら逆上しそう
「僕の彼女はすごく束縛が激しくて…それが別れたいと思った理由の1つなんですが、はっきり別れを告げたら逆上しそうで怖いです。良い別れの方法がないか考えているうちに、ズルズル付き合っている状態になってしまいました」(25歳/男性/金融)
彼氏への思いが強い彼女の場合、「別れを切り出したら、どうなるかわからない」という恐怖心からはっきりと別れを言わないことがあります。別れを伝えた時に、彼女がどのような行動に出るのか想像がつかないのが厄介な点と言えるでしょう。
たとえ怖いからといって、何も言わない状態が続くのはお互いのためになりません。何らかの解決策を見つけ、はっきりと言うタイミングを見計らうことが大切です。
まだ気持ちが決まらない
「漠然と『別れたい』という気持ちはあるんですが、彼女と会うと『まだ別れなくても良いかな』という感情も出てきます。恋愛感情は冷めつつあるのがわかっているのに、はっきりと気持ちを決められません。どうしようかなあ…」(21歳/男性/学生)
自分の気持ちが定まらず、はっきりと別れを言わないパターンもあります。彼女と会っていない時は「そろそろ別れを告げる時期だ」と思っているのに、彼女の顔を見た途端に「別れるのはもったいないかも」といったように未練が出てくるようになるのです。
気持ちが定まらない限りは、はっきりと別れをいうことはできません。しかし関係は冷めつつあるので、これ以上の関係を築くことは難しいです。
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