「傷つきたくない」と感じる心理
前に受けた傷がずっと癒えない
傷つきやすい人、傷つきたくない人の中には、傷の回復がゆっくりという人もいます。傷ついた心がどれぐらいのペースで回復していくかは、人それぞれ異なるのです。
傷ついた状態を早く回復させようとして無理をすると、余計に心の傷の回復が遅れてしまうことも。心の傷の回復が遅い人は、一度傷ついてしまうとなかなか癒えないので、傷つくこと自体を避けるという方法を取っています。
ネガティブな考えしかできない
ネガティブに考えてしまう癖がある人は、少しの出来事からさまざまな心配をします。不安感が強いため、つねに周囲の状況に注意していないと落ち着きません。
こういった人は油断をしないので、迫ってくる危機にうまく対応することができます。一方でマイナスの側面を考えすぎて、ネガティブな気分になってしまうこともよくあるのです。
そんなネガティブな気持ちが強くなっていくと、自分に自信が持てない状態になり、より「傷つきたくない」と感じやすくなります。
他の人よりも繊細
感受性が強くて、他の人よりも他人の気持ちを敏感に察知してしまう人がいます。そういった人たちは、周囲の人が気が付かないくらいのささいな表情の変化から、自分に対する感情をすぐに察してしまうのです。
自分を嫌っている人の気持ちは特にすぐ察知できるので、理由もあやふやなまま傷つきやすくなっている状態でしょう。こういった人はセンサーが鋭敏に働くぶん、ぼんやりと集団にいるとすぐに気持ちが疲れてしまいます。
どんなに鈍感になろうとしても、気を抜くとすぐに人の気持ちを察してしまうので、自分の気持ちを強く持つ、集団には近づかないなどの対策を立てる必要があるでしょう。
自分の価値観を持っていない
傷つきたくないという気持ちが強い人は、自分なりの価値観が十分に育っていない可能性もあります。「自分はこう思う」という確固たる意思がなく、いつも周囲に合わせてしまいがちです。
また、例え自分の意見を持ったとしても、周囲から「違う」と言われれば、すぐに考えを変えてしまうでしょう。社会生活を営んでいる以上、周囲に合わせなければいけないシーンもありますが、そうでない場合でも、傷つきやすい人は自分の意見を自信を持って主張することができません。
もしもまわりの人に否定されたら途端に自信がなくなり傷ついてしまうので、自分の意見を主張できないのでしょう。
常に完璧でいたい
傷つきたくないという心理が強い人の中には、いつも自分は完璧でいなくてはいけないと思い込んでいる人もいます。全方向から見ていつも完璧でいたいので、少しでも周囲から非難されるとすぐに傷ついてしまうのです。
否定されることにも弱く、自分を否定した人に対して、傷つけられた報復として執拗な攻撃をしかけることも。価値観が定まっていない人に比べて、「自分はこうでなくてはいけない」という基準のが強くあるかわりに、完璧な自分を傷つけられることをとても嫌います。
このタイプの人の傷つき方は攻撃的なので、一見傷ついたようには見えないかもしれません。彼らは傷つけられると、傷つけた相手に攻撃するという形で自分の傷を癒そうとします。
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