遠距離恋愛に多い別れる理由は?≪後編≫
他にはどんな理由があるのでしょうか。引き続き、遠距離恋愛に多い別れる理由を見ていきます。
いつの間にか自然消滅していた
意外と多いのは「いつの間にか自然消滅していた」という遠距離カップルです。特に喧嘩をしたわけでも寂しさが募ったわけでもなく、いつの間にか関係が破綻しているカップルも少なくありません。
この場合は、遠距離になったことで相手への関心度が低くなり、自分のことや身近な人を優先するようになったためと考えられます。
例えば「仕事に専念し始めた」「友達と遊ぶ時間が増えた」などが背景にあり、徐々に恋人への思いが薄れていったのでしょう。そうしているうちに、相手への気持ちが冷めていくのです。
いつの間にか会うことがなくなり、そして連絡もとらなくなった二人は、「相手がいなくても平気」ということに気付いてしまったのかもしれません。
他に好きな人ができた
遠距離恋愛中に、他の人を本気で好きになってしまうケースも多いです。
浮気とは違い、他の異性を本気で好きになってしまったわけですから、当然、遠距離の恋人に対する気持ちは冷めてしまいます。その上、恋人とは距離があり、不安や寂しさなどネガティブな感情を多く持ちやすい状況です。そうした中で好きな人ができれば、ためらいなく別れてしまうでしょう。
もちろん、浮気をきっかけにして本気になる人もいるでしょう。はじめは「寂しいから気を紛らわすため」という理由であっても、それが本気になってしまうこともあります。
付き合っている実感が持てない
なかなか会えない上に、連絡もあまりとらない遠距離カップルの場合は、付き合っている実感を持ちにくいです。そのため、別れに至ってしまうというケースもあります。
付き合っている実感が持てなければ、他の異性との交流も積極的にするでしょう。あるいは、頼りたい時に頼れない、甘えたい時に甘えられないといった状況になります。これでは、付き合っている意味すら感じられないのではないでしょうか。
ですから、遠距離恋愛の場合は特に、多少面倒に感じた時でも、相手の気持ちを考えて連絡したり、デートの約束をすることが大切ですね。距離があっても、恋人に必要としてもらえる存在でなければならないでしょう。
将来が見えない
相手との将来が見えないことも、遠距離恋愛に多い別れる理由です。相手との先が見えない、目標が持てないとなれば、ダラダラした関係になりやすいもの。そうした関係性にしびれを切らして別れを選択する人もいます。
例えば、恋人と数年遠距離で付き合っているのに、交際当時と状況が何も変わっていないという場合ですね。「2年後くらいを目安に一緒になろう」といった話がこれといって出ていないとしたら、ただただ付き合っているだけの関係です。人生設計をしている人や結婚願望がある人は、「このまま付き合っていても無駄」と感じてしまうかもしれません。
他にも、「次に会う日が全然決まっていない」といった状況も別れを招きやすいです。恋愛とはいえ、目標が持てない状態では気持ちを保つことは難しいのでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!