偉そうな人の気になる心理とは?
ここからは、偉そうな人の気になる心理をご紹介します。
自分を大きく見せようとしている
偉そうな態度を取る人は、実際には自分がそれほど大した人間ではないとわかっていることが少なくありません。
そのため、周りに「何だ、実際はそんなに大したことないじゃないか」と思われたくなくて、つい虚勢を張ってしまいます。本当は大したことないと思われないように、偉そうな人を演じていると言えるでしょう。
さらに、自分で優秀でないことがわかっていると、「相手に対して大きく見せなければ」という心理が働きます。
何かにつけて偉そうな態度を取る人は、実際には「自分を大きく見せよう」とする深層心理の持ち主が少なくないのです。
自分の価値を確認したい
偉そうな人の中には、実際には自分に自信が持てず、気の弱い人も多くいます。
では、なぜこうした気弱な人が偉そうな人になるかというと、「自分の価値を確認したい」という心理があるからです。自分の価値を確認しないことには、「自分に自信が持てない気弱な自分」が表に出てきてしまいますよね。
「本当は自信のない人間だと知られることだけは、どうしても避けたい」という心理が強いため、実際に周囲に「すごい!」と思わせる働きをすることがよくあります。
こうして自分の価値を周囲に認めさせることによって、自分は価値ある人間だと確認したい心理が、偉そうな人になる理由です。
プライドを守るのに必死である
偉そうな人は、プライドが高いことが珍しくありません。したがって、プライドを守るのに必死になります。
必死にプライドを守ろうとするのは、「本当の自分は取るに足らない人間だ」という自覚があるから。けれど、自ら取るに足らない人間だと認めてしまうのは、プライドを投げ捨てるようなものですよね。
プライドを捨てれば、自分で自分を取るに足らない人間だと認めることになりますので、「何が何でもこのプライドだけは死守しよう!」という心理が働きます。
必死になってプライドを守ることで、「自分は無能なのかもしれない」という恐れをかき消すことにつながるこの心理は、偉そうな人にとってはまさに死守すべきものではないでしょうか。
コンプレックスを知られたくない
偉そうな人の中には、コンプレックスを抱えている人もいます。学生時代にいじめに遭ったり、勉強や運動がからっきしダメだったという人に多くみられる傾向です。
いずれも本人にとっては、なかったことにしたい思い出でしょう。当然、人に知られたくありません。そのため、コンプレックスを持っていることを隠そうとする心理から、偉そうな人になることもしばしばです。
とりわけいじめの経験をした人は、「二度といじめられるのはごめんだ」という心理に陥りやすくなります。その結果、「人からなめられて、いじめに遭わないように」という心理から、偉そうな人になっていることも少なくありません。
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