人の顔色をうかがうことのデメリット
そこで、人の顔色をうかがうことのデメリットには何があるのか、具体的に見ていきましょう。
疲れることが多い
何をするにも人の顔色をうかがうようになると、とにかく疲れることが多いのが最大のデメリットです。
一人の顔色をうかがい、意見を探るだけならまだいいですが、時にはさまざまな人の意見を探らなければならないこともあるでしょう。
となると、必然的に多くの人の顔色をうかがうことになります。これだけでも十分疲れますが、人それぞれで意見が異なると、意見のすり合わせに苦労するのは明らかです。
結局、顔色をうかがって上手くいくようにしたはずが、複数の異なる意見が集まったことにより「あちらを立てればこちらが立たず」となる可能性が大。疲れるのも無理はありませんね。
自分の意見が言えない
人の顔色をうかがうということは、相手の言うことをまず一番に受け入れるということです。そのため、自分とは全く相容れない考えを受け入れなくてはならないこともあるでしょう。
人は、自分とはまったく価値観が異なる意見には、どうしても反感を覚えてしまいます。とはいえ、人の顔色をうかがうことが何よりも重要なら、受け入れざるを得ませんよね。
けれど、自分の意見が言えないと心の中がもやもやしてきます。精神衛生上よくないのは明らかですから、かなりのデメリットと言えるのではないでしょうか。
ストレスが溜まる
人の顔色をうかがうこと自体、ストレスが溜まります。「今、相手は機嫌がいいだろうか」と常に様子を見なければなりませんし、「こう言ったらどう思われるだろうか」と相手の反応を気にしないといけないからです。
一事が万事こうした状態では、神経をすり減らしてもおかしくありません。神経をすり減らす一方で、ストレスはどんどん溜まるばかりです。
いつも他人の考えを優先し、自分の意見を封じ込めて人の顔色をうかがっていれば、いずれ心身に不調をきたすでしょう。その時になってから気づいても、健康を取り戻すには時間がかかります。
体を壊す可能性が高いという点では、かなり大きなデメリットと言えますね。
相手になめられる
人の顔色をうかがう理由は人それぞれですが、周囲の人に嫌われたくないあまりに、人の顔色をうかがう場合もあるでしょう。あるいは、周りの人に不愉快な思いをさせないようにという配慮から、人の顔色をうかがう人もいます。
理由は違えど、人の顔色をうかがっていることは、はたから見ていればわかるものです。となると「この人は自分の考えを持っていない人だから、無理を言っても反論しないはずだ」と思われてしまいます。つまり、なめられてしまうのです。
人をなめる人は、「都合よく使ってやれ」と考える人でもあります。いいように使われる可能性があり、大きなデメリットを被る可能性が大です。
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