髪をかきあげる心理 ≪男性編≫
緊張している
緊張しているとき、人は自分を安心させようと無意識な行動をとることがあります。その代表的な行為が、自分自身を触ることです。たとえば、両手を組んだり腕組みをしたりするのも同じ心理でしょう。
それと同じ意味を持つ仕草として、髪をかきあげることがあります。女性が髪をかきあげるときとは違い、髪の毛の位置を移動させることは目的ではありません。そもそも男性の髪は基本的に短いですから、かきあげても位置はほとんど変わらないですよね。あくまで髪に触れて、自分の不安を和らげることが目的なのです。
考え事をしている
何かに頭を悩ませているときも、髪をかきあげることがあります。確かに、映画やドラマなどで窮地に陥った男性が、両手で頭を抱えるようにして髪をかきあげるシーンがありますよね。どうしようかと真剣に考え事をしているとき、無意識に頭に手が伸びるのです。
これと似たような仕草は他にもあります。たとえば、机に肘をついて手で額を支えるようにすることがあります。こちらも悩んでいるように見えますよね。ほかにも、顎に手を添えるのも考え事の仕草です。人は考え事をしているとき、顔や頭に触れる傾向があるのかもしれません。
髪のコンプレックスが気になる
これはどちらかと言えば、年配の男性に多い仕草と言えるでしょう。髪の毛の減少が気になって、つい髪に手が伸びてしまうのです。
特に、生え際が後退して額が広くなると、前髪が気になるようになります。何とか髪で額を隠そうとしても、それが難しくなり、手で隠すような形になるのです。
また、髪をかきあげてオールバックのような状態にすることで、前髪が少なくなったのをごまかしたいという場合もあります。目的はなんであれ、コンプレックスに対する不安感に起因する仕草と言えるでしょう。
女性の気を引きたい
男性の中にも、女性の気を引きたいがために髪をかきあげる人もいます。「髪をかきあげても男性らしさのアピールにはならないのでは?」と思われそうですが、どちらかと言えば「かきあげる」という動作で注意を引こうとしているのです。視界の中で髪をかきあげている人がいたら無意識にそちらに目が行くので、それを利用したいのでしょう。
あるいは、非常に自分の髪に自信を持っている男性なら、髪を武器に女性の気を引きたいということもあります。普段から入念に髪の手入れをし、ヘアスタイルをばっちり整えている男性であれば、その心理が隠れている可能性が高いでしょう。
汗でべたついている
男性は女性に比べると、汗や皮脂で肌がべたつきやすい傾向にあります。どれほど毎日綺麗に髪を洗っていても、一日頑張って仕事をしたら汗でべたついて、頭にかゆみを感じることも。
そんな不快感をごまかすために、髪をかきあげるような仕草をすることもあります。汗っかきの人ほどこの傾向は強いと言えるでしょう。単純に清潔かどうかという点で見れば不潔な感じもしますが、頑張って働いた後の疲れだと思うと頼もしい感じもしますね。
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