責任転嫁してしまう人の心理とは?
そこで、ここでは責任転嫁してしまう人の心理をご紹介します。
失敗を認めるのが怖い
責任転嫁をしてしまう背景には、自分の失敗を認めるのが怖いという心理があります。これは、プライドが高い人や完璧主義者に多い心理です。
この場合、自分の失敗だと自分で認識していることが少なくありません。けれど、自分の失敗だと認めてしまえば、当然謝罪しなけらばならなくなります。
人に頭を下げることはプライドが許さないため、「失敗を認めてはいけない」という心理になるわけです。
そのため、「こうなった原因は○○にある」「自分ではなく何かのせいでこうなった」といった持論を展開することもよくあります。
誰かが解決してくれると思っている
責任転嫁をする人は、「誰かがやってくれるだろう」という他力本願の心理の持ち主が多いのが特徴です。こうした人は、面倒な事とはできるだけ関わりを持とうとしないでしょう。関わると自分にも責任が及んでくる可能性があるからです。
そのため、「面倒な事が起こっても誰かが解決してくれるだろう」と考えています。それは、自分が原因でミスやトラブルになった場合も同じです。「起こったことは仕方ないんだし、後はお任せでよろしく!」などとうまい具合にすり抜けていくでしょう。
こうした「誰かが解決してくれる」という心理の持ち主に責任転嫁されないためには、そもそも何も期待しない方がいいですね。
自分が良ければそれで良い
面倒くさがり屋な性格の特徴の根源となっているのが、「とりあえず自分さえよければ、後のことはどうだっていい」という心理です。
自分のミスを誰かが代わってフォローしてくれていると思うと、申し訳ない気持になるという人なら、最初から責任転嫁はしないでしょう。自分には手に負えないとしても、何とか自分にできることはないかと探すはずです。
けれど、自分さえよければいいという心理の持ち主は、誰かに責任転嫁できて「あー、せいせいした」と感じます。面倒くさいことを押しつけられた人のことなど、まるで気にならない心理だからこそできることですね。
自意識過剰である
自意識過剰な人の場合、「そもそも自分がミスするなどありえない」という心理を持っています。そのため、実際にはミスをしているにもかかわらず、「自分が失敗した?そんなのあるわけない。きっと○○さんあたりがミスしたんでしょうよ」と根拠もなく責任転嫁するのが特徴です。
こうした自意識過剰な心理の持ち主は、そもそも責任転嫁をしているという意識がありません。「自分はミスをしない」という大前提のもとに立てば、ミスの全ては他人がしていることになりますよね。
結局、いつまでたっても自分のミスを認めないため、周囲が対応していくしかありません。上司がこうした心理の持ち主だと、仕事がやりづらくなるのは必至です。
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