「別れる理由」に関する専門家の意見やアドバイス
不安な時期に「自爆」して別れを招く女性は多い
多くのカップルがすれ違いや倦怠期など、うまくいかない期間を経験するでしょう。それを乗り越えられなかったときには「別れ」が待っているかもしれません。『「心変わり」「すれ違い」「空回り」に悩むあなたへ 男は、こんな女とずっと一緒にいたい。』(沖川東横)には、以下のような記述があります。
「(前略)
たいていの女性は、恋愛でネガティブ思考に陥りがちです。
彼から連絡がないと、
『もしかしたら、私のことが嫌いになったのかも』
『私に飽きたのかも』
と悩み、
『他に好きな女性ができて、私と別れたいのかも』
と考えます。
人は辛い状況に長くいられない生き物です。そのため、不安な時期がしばらく続くと、その状況に耐えられなくなって、彼は私のことが『好き』なのか『嫌い』なのか、無理矢理に結論付けようとして、自ら恋愛を終わらせてしまうのです。
ここでは、このような『無理な結論付け』から『別れ』までを『自爆』と呼びます。
自爆に至るまでの流れには、このようなものがあります。
(1) 付き合って早い段階で『ネコかぶり作戦』に失敗し、本性を出してしまって、彼のテンションがどんどん低下。
(2) 彼の態度がそっけなくなって、メールや電話が激減。2人の関係に亀裂が入り、ギクシャクし始める。
(3) 『私のことが嫌いになったのかも』『もう別れたいのかも』と、ネガティブ思考に陥る日々が続く。
(4) 辛い状況を打破したくて、彼に『私のこと好き? それとも好きじゃないの?』と聞く。
(5) 彼に『もう、好きじゃないかもしれない。少し距離を置こう』と言われる。自爆!
『自爆』を止めるためには、どのタイミングでなにをすればよかったのでしょうか。
まず、(1)~(2)の段階は、前にお話ししたように、『開き直って堂々とする』が正解。
(3)のようにネガティブ思考に陥ってはいけません。(4)のように辛い状況が続いても、ぐっと我慢です。
CHAPTER1でお話ししましたが、『好き』『嫌い』をハッキリさせたがる女性と異なり、男性の恋愛は曖昧なもの。
放っておけば、彼はあなたの元に戻ってきます。」
女性側が白黒はっきりさせようとしたことが別れの理由になってしまうケースは少なくないようです。もし彼氏に距離を置かれていると感じても、心配しすぎて自爆しないようにしましょう。
「嫌いになったわけじゃない」と言われたら関係修復は難しい
別れる理由をはっきり告げずに「嫌いになったわけじゃない」と言葉を濁す男性もいます。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)には、以下のような記述があります。
「よくね、別れ話なんかで『嫌いになったわけじゃない』って言われたりするじゃないですか? これを言われると、じゃあまだやり直せるかも! とか思ったりするじゃないですか? その言葉に期待を抱いたりするじゃないですか?
でも実はこれ、最もやり直しのきかない心理状態なんです。
嫌いになったわけじゃない、でももう好きなわけでもない。この状態はですね、嫌いという心理の上をいく無関心という心理の表れなんですよ。もう好きとか嫌いとか以前に、恋愛対象として関心がなくなった状態なわけです。
よくね、『他人に戻ることが別れるということですよ』と、私はTwitterやブログで言ったりしているんですが、『嫌いになったわけじゃない』という台詞を別れ話に持ち出す人はですね、別れたらあっという間に他人に戻ります。
相手には期待を持たせておいて、自分はとっとと他人に戻ってしまうんです。
『嫌いになったわけじゃない』と言われたらね、もう恋愛関係の修復は不可能だと思った方がいいですよ。」
「嫌いになったわけじゃない」という言葉の裏には、恋愛対象ではなくなったという心理が隠されているようです。優しい言葉のように感じられて、復縁に期待を寄せてしまうかもしれませんが、一度恋愛対象外だと認定されたら、元に戻るのは難しいでしょう。
<参考文献>
『「心変わり」「すれ違い」「空回り」に悩むあなたへ 男は、こんな女とずっと一緒にいたい。』(沖川東横)
『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい)
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