「イケメンなのにいつもひとりぼっち」に関する専門家の意見やアドバイス
イケメンが自然と「ひとりぼっち」を好む理由
イケメンが一人でクールに佇んでいるなんて、こんなに絵になる光景はありませんよね。孤独を好むイケメンもいれば、社交的なイケメンがいるのは当然ですが、実は「ぼっち」を好むイケメンは多いという説があります。『面白いほど簡単にイケメンを落とせるようになる本』(イケメンハンター愛華)には、以下のような記述があります。
「イケメンは学校や会社で常に女子の視線を浴びています。そして、女性のみならず男性からも嫉妬や羨望の視線を浴びています。また、みんなに様々な噂をされたりもしています。
『〇〇の部署(クラス)の〇〇君ってイケメンらしいよー。』とか、『〇〇君て女遊びが激しいらしいよー。』など言われています。そして、ちょっと女性と話すことがあると、好意的な言葉を掛けられたり、探りを入れられたりしています。
『ありがとう。〇〇君てイケメンで優しいのね。』『〇〇君て彼女とか好きな人とかいるの?』『〇〇君と〇〇さんって噂があるけど実際どうなの?』なんて言われたりしています。
そんな場面を見た周りの男性からは『あいつの周りにはいつも女の子がいて羨ましいよなー。』『隣の部署(クラス)の〇〇ちゃんもあいつのこと好きらしいぞ。』『〇〇ちゃんは遊びだって聞いたぞ?なんか感じ悪いよなー。』と、目立つ存在である分、あることないこと言われたりすることもあります。そんな日常をちょっと想像してみてください。
もしそれが自分の身に降りかかってきたとしたら、なんだかすごく大変そうではありませんか?少し大袈裟かも知れませんが、もしこんな日々がずっと続いたら、人間不信にもなりかねないのではないでしょうか。
これではまるで有名人がパパラッチされているような感じであり、気の休まる時がないのです。イケメンはこんな日常を送っているので、実は女性や人付き合いにうんざりしていたり、若干ひねくれて(病んで?)いたりするんです。女の子の注目を浴びて、キャーキャー言われて、褒められて、普通の男性からしたらこんなにウハウハなことはありませんよね?(笑)
でも、イケメンにとってみたらもうそんなのはぶっちゃけ面倒くさいんです。内心思っていても口に出さない方が大半ではあると思いますが、言ってしまえば『ちょっとほっといてくれない?』『あなたたちには関係なくない?』って感じなのです(笑)」
イケメンは、日常的に芸能人のような気分を味わっているようでうらやましいかもしれませんが、意外に大変なことも多いようです。人に注目されすぎてウンザリしているイケメンの場合、あえて「ひとりぼっち」でいたいと願っているのかもしれません。
イケている男性は「ひとりぼっち」を恐れない
真にイケている男性は、「ぼっち」であることを恐れないようです。一流の男性が「ひとり時間」を大切にするのは、いったいなぜなのでしょうか。。『「孤独」が一流の男をつくる』(川北義則)には、以下のような記述があります。
「弓弦は、張りっ放しにしておくと、弾力がなくなって役に立たなくなる。人間にも似たようなところがある。緊張ばかりの日々を送っていると、ある日、バタッとくる。どこかで『弛緩』ということが必要だ。それもこまめに。その意味で『ひとり時間』は貴重である。『どんなに多忙でも、独りになる時間というものを作るように心がけている。それが、たとえ五分であってもかまわない』
(中略)
たとえば、いまはケータイなしでは過ごせない人が多い。だが、私が若い頃、そんなものは影もかたちもなかった。生活の基本パターンはさして違わないのに、世の中の進歩や変化が生活を激変させる。それがよいのかわるいのか。ときには立ち止まって考えてみることが大切だ。それには『ひとり時間』が必要なのである。
どうやって、その時間をつくるか。いちばんつくりやすいのは寝る前だろう。バタンキューではなく、三十分くらい頭を空っぽにするとか、日常の延長ではないことを思索してみる。日記をつけるのもいいかもしれない。
日中でも、その気になれば『ひとり時間』はもてる。たとえば喫茶店でくつろぐ。そのときは、あまり現実に即したことを考えないほうがいい。また、ときには一人でブラリと街を歩いてみる。そして、空を見上げてみる。よく晴れた日なら、青い空の美しさにハッとさせられるはずだ。あるいは公園に足を踏み入れて、芝生の緑や花壇の花を眺めてみる──。
とにかく、一日のうちのわずかな時間でいいから、家族もいない、仕事の人間もいない、友人も知人もいない、何にも属さないまったくニュートラルな自分だけの時間をもつようにするのだ。
私たちが日常生活を送っているときの脳波は、ベータ波と呼ばれる緊張波だ。この脳波状態のときはエネルギーが出るが、同時に体を痛める。それを和らげてくれるのが弛緩波のアルファ波だ。ベータ波だけではストレスがたまる一方だが、『ひとり時間』がもてると、アルファ波が出てストレスを解消してくれる。忙しい日々を送っている人は、健康法としても一人の時間は不可欠なひとときになる。
やり手の経営者として知られるマクドナルドの原田泳幸氏は、夕方六時以降、会社にいたためしがないという。社員にも残業させない。そのほうが仕事のスピードも効率も上がるからだと氏は言うが、私には自身に『ひとり時間』のチャンスを与えているような気がする。デキる人間は、みんな自分なりの『ひとり時間』をもっているものだ。」
このように、イケている男性は「ぼっち」時間を持つことで、精神的な余裕を保っているのかもしれません。
<参考文献>
『面白いほど簡単にイケメンを落とせるようになる本』(イケメンハンター愛華)
『「孤独」が一流の男をつくる』(川北義則)
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