共依存夫婦にありがちな考え方
「自分がいないと相手はダメになる」
共依存夫婦は「自分がいないと相手がダメになる」と思っており、過剰に相手をフォローすることで自分の存在価値を見出している傾向があります。
例えば、ギャンブル依存症のパートナーに対してお金を渡し続けてしまったり、借金を肩代わりして助けてしまう人がいますが、これは依存症の解決にはなっていません。反対に依存を助長させてしまう行為です。
共依存の状態になっていると、本人の問題意識をそらしてしまうような行動を取ってしまい、なかなか解決に至らないことも少なくありません。
「相手がいないと自分はダメになる」
共依存している夫婦は「相手がいないと自分はダメになる」とも思っています。
このように考えてしまう人は執着心が強く、別れたくてもなかなか離れてくれないでしょう。また、愛されたいという気持ちが人一倍強いがために、自分の意思よりも相手の行動や発言に左右されてしまう傾向があります。
そのため、不安感が常に自分を支配し安心することができません。その気持ちを相手に押し付けてしまうため、相手を縛り付けて安心しようとすることもあります。
「ぜんぶ自分が悪い」
共依存に陥っている人は、相手の要求に応えられなかったり叱責されるたびに、「ぜんぶ自分が悪い」と必要以上に自分を責めてしまう傾向があります。
そのような考えを持つ人は、依存している相手の期待に常に応えたいと願っており、期待に応えられなかった時は過剰に落ち込んでしまうのです。
そうすると、相手の反応をうかがいながら行動するようになってしまい、依存がどんどんエスカレートしてしまいます。
「相手を怒らせたくない」
「相手を怒らせたくない」「怒られないようにするにはどうすればいいのか」と常に考えているのも、共依存の状態にあるといえます。
これは、パートナーがモラハラ気質の場合によくある傾向です。相手の怒りの感情を受け続けて萎縮してしまい、頭の中が「怒らせたくない」といった考えでいっぱいになってしまいます。
相手の機嫌に一喜一憂しながら生活を送らなければならないため、精神的に不安定になりがちでしょう。
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