8月23日生まれの誕生花って?
誕生花は365日、あるいは366日毎日存在しており、もちろん8月23日にも誕生花は実在しています。また誕生花は1日につき1つとは限りません。ここでは8月23日の誕生花についていくつかご紹介していきます。
【8月23日の誕生花】オシロイバナ
8月23日の誕生花のひとつがオシロイバナです。夕方に花が開くことから、漢字では夕化粧と書きます。
オシロイバナは江戸時代初期に日本へ渡来してきた高さが1メートルほどになる多年草です。夏から秋にかけて数花ずつ集まって咲き、その色は濃いピンクや黄色、白などがあります。特徴的なのはその種で、潰すとなかから白い粉が出てくるんです。これを白粉になぞらえてオシロイバナと名前が付けられました。
オシロイバナの花言葉は「臆病」「内気」。これらは夕方ひっそりと咲く姿に由来します。そしてもうひとつ、「恋を疑う」というものもあります。これは同じ株から赤や白といった違う色の花を咲かせることにちなんでいるんですよ。
【8月23日の誕生花】ゲッカビジン
8月23日の誕生花、つづいてはゲッカビジンです。漢字で書くと月下美人となります。サボテン科の多肉植物で、高さは1メートルから3メートルにもなるのだとか。夏の夜、強い香りとともに直径20センチくらいの白い美しい花を咲かせます。しかしこの花は短時間でしぼんでしまうことから、ゲッカビジンと名づけられました。
ゲッカビジンの花言葉は「儚い美」「儚い恋」「あでやかな美人」。「儚い美」や「儚い恋」は、ゲッカビジンが一夜限りの花であることにちなみます。「あでやかな美人」は、闇のなかで白い花びらを幾重にも開く、妖艶な美しさに由来しているんです。
ちなみにゲッカビジンの花は台湾ではスープの具材に用いられているんですよ!
【8月23日の誕生花】ボダイジュ
8月23日の誕生化…これはどちらかというと誕生木かもしれません。ボダイジュもまたこの日を象徴する誕生花で、漢字で書くと菩提樹となります。心臓の形に似た葉をつけ、イチジクに似た実を実らせます。お釈迦様がこの木の下で悟りを開いたと伝えられ、神聖な木とされているのだとか。
ボダイジュの花言葉は「夫婦愛」「結ばれる愛」「熱愛」。これはギリシャ神話に由来があります。
全知全能の神ゼウスと妻のヘラが旅先で貧しい老夫婦に温かいもてなしを受け、ゼウスはふたりに褒美を与えます。
夫婦の望みは「死後もお互いが離れ離れにならないようにしてほしい」というもの。ゼウスとヘラは夫を樫の木、妻をボダイジュの木にして寄り添わせたのでした。
【8月23日の誕生花】モルセラ
8月23日の誕生花、モルセラ。初めて名前を聞く人も多いかもしれません。モルセラは緑色の鐘のような形をしたガク(花の最も外側にある器官)が穂のように連なった面白い形の植物です。緑色の鐘のようなガクのなかには白い花が咲いています。
モルセラの花言葉には「感謝」や「希望」「永遠の感謝」というものがあります。由来はやはり鐘の形に似たガクの姿から。「感謝」や「希望」は鐘の音の余韻のように人の心を震わせることから、この花言葉が生まれたのです。
モルセラの香りはミントに似ていて、爽やかな清涼感があります。フラワーアレンジメントに入れても清々しい印象になりますので、夏にぴったりな花と言えるでしょう。
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