人の悪口ばかり言う人の心理
自分にコンプレックスがある
人の悪口ばかり言う人は、一見偉そうに見えますが、実は内心自分に自信がなかったりするもの。自分に強いコンプレックスがある場合も人の悪口ばかり言う人になってしまう傾向にあるようです。
例えば、人間関係を築くのが不得意でコンプレックスになっている人が、人間関係を上手く築ける人を見て、嫉妬するなどがそうです。
「コミュニケーション能力はあるけど、仕事はできないし!」「人におべんちゃらを言っているだけで、中身はない」など、相手の不得意部分を見出そうとしてしまうのです。
確かに、同期なのに同僚は可愛がられ、自分はよく叱責されるというのであれば、かなり落ち込みますね。その気持ちを何とか納得させようと、つい悪口を言ってしまうのでしょう。
ストレスが溜まっている
自分に余裕がある時、自分が幸せだと思っている時は、周囲の人の言動が気になることはありません。逆にイライラしていたり、上手くいかない時ほど、周囲の人間のことが気になるのは人間の自然な心理なのかもしれません。
ストレスが溜まりやすい人ほど、周囲の人間におおらかに接することが難しく、つい悪口を言ってしまう傾向にあるのです。
このタイプの人の悪口ばかり言う人は、つい人の悪口ばかり言ってしまいますが、そのあと自己嫌悪に陥ってしまう傾向にあるので、どんどんストレスが溜まって悪循環になりかねません。
ストレス解消法などを見つけるようにするなど、対処法を見出していきましょう。
優越感に浸りたい
会社でも学校でも、劣等感を抱くより、優越感を抱きたいのは誰でも同じです。優越感を味わうためには、やはり努力は必要であり、努力の結果、人より上に行くことはとても健全であると言えるでしょう。
しかし、人の悪口ばかり言う人は「自分は努力したくない」「でも優越感に浸りたい」という勝手な発想をする人も多いです。
自分は変わりたくないけど、相手を落として自分の立ち位置を上にしたいという、醜い欲望があると言えるでしょう。
優越感に浸りたいなら、まず自分が努力しなければならないことを理解してほしいですね。
そもそも自分が一番正しいと思い込んでいる
人の悪口ばかり言う人は、実際自分が人の悪口ばかり言う人だとは思っていません。そもそも自分が一番正しいと思い込んでいる場合が多く、自分の常識から少しでも外れた人がいると「間違っている!」と批判したくなると言えるでしょう。
人間関係を築くうえで、相手の意思を尊重したり、相手を思いやったりすることはとても重要です。それなのに、人の悪口ばかり言う人になってしまうと、そのような心の余裕はなくなってしまいますね。
視野が狭くなり、だんだんと自分だけが正しいと思い込んでしまうようになってしまうのです。こうなると、人の悪口ばかり言う人という個性は治らないと言えるでしょう。
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