7月18日は何の日?
こちらの章では、7月18日に制定されている国内外の記念日をご紹介します。話のタネにも、自分の誕生日を深く知るきっかけにもなるはずです。さっそく見ていきましょう。
防犯の日
1962(昭和37)年7月に、日本で初めてとなる民間警備保障会社セコム株式会社が設立されました。セコム株式会社の創業日は7月7日。ですが、数字の「1」を棒(ぼう)に見立て、1(ぼう)8(はん)の語呂合わせで、7月18日は「防犯の日」と制定されました。
7月18日の「防犯の日」には、改めて身の回りをチェックしましょう。安心安全だと思っていても思わぬ落とし穴があるかもしれません。一人一人が防犯意識を高く持ち、世の中から犯罪をなくしていきたいですね。
ネルソン・マンデラ・デー
ノーベル平和賞を受賞し、南アフリカを人道的手腕によって導いたネルソン・マンデラ氏の誕生日にちなんで制定されたのが「ネルソン・マンデラ・デー」です。南アフリカにはアパルトヘイトという、白人と非白人の人種隔離政策が存在しました。ネルソン・マンデラ氏は、そのアパルトヘイトの撤廃に尽力したのです。
アパルトヘイト政策とネルソン・マンデラ氏の闘いは67年にも及びました。その間に、反アパルトヘイト運動への主導を理由に、27年間もの投獄生活を送っています。
7月18日の「ネルソン・マンデラ・デー」は、誰かの幸せのために67分の時間を費やす日です。67分という時間は、ネルソン・マンデラ氏が闘った67年にちなんだもの。ネルソン・マンデラ氏に思いを馳せながら誰かのために行動してみましょう。
光化学スモッグの日
1970年、東京都杉並区の東京立正中学校・高等学校で体育の授業をしていた生徒が、突然、目の痛みや頭痛などを訴えて倒れるという事態に。救急車で病院に運ばれた生徒は43人にも及びました。
東京都公害研究所は、これを日本で初となる光化学スモッグが発生したと推定。7月18日を「光化学スモッグの日」と制定しました。
自動車や工場の排気ガスが太陽光に反応すると、光化学オキシダントという有害物質が生成されます。その光化学オキシダントの濃度が高くなり、白いもやがかかる現象のことを光化学スモッグというのです。
光化学スモッグは、のどの痛みや息苦しさ、ひどい場合は呼吸困難に陥るなど、人体にも悪い影響を及ぼします。
光化学スモッグ注意報が発令された際には、速やかに屋内に避難するようにしましょう。
ウルグアイの憲法記念日
7月18日は、ウルグアイの憲法記念日でもあります。正式名称はウルグアイ東方共和国といい、南アメリカ南東部に位置する共和制国家です。北と東はブラジル、西はアルゼンチン、南は大西洋に面しています。首都はモンテビデオにあり、公用語はスペイン語です。
ウルグアイは一時ブラジルに支配されるものの、イギリスが仲裁に入り、1828年に「ウルグアイ東方共和国」として独立させることが決まります。そして、1830年に憲法を制定、初代大統領を選出し、独立国家となりました。
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